11日(火)は久しぶりでスッキリ晴れ渡った空、こんな日にPCの前に座ったり本読んだりするのは実にモッタイナイ話だから、朝8時過ぎには家を出る。
諏訪山公園から大師道を登り、目指すのは森林植物園に姿を見せてるであろう妖精たちだ。
大師道脇にある燈籠茶屋から少し上では、アラカシなどの常緑樹が思いっきり切り倒されている。明るくなるのは良いけれど、ちょっと可哀想なくらいだ。

洞川湖近くでは、松枯れ対策が進んでいる。
伐採した松には殺虫剤を塗布し、マツノザイセンチュウの幼虫を駆除している。

洞川湖のカワウ。 実に人相悪い。

12日、古くからの知人が関節の手術を受けるから、痛くないように、手術が上手くいくようにと大龍寺で手をあわせる。
森林植物園では、フクジュソウ・セツブンソウ・セリバオウレン・ユキワリイチゲ・スハマソウ(何れもキンポウゲ科)などの妖精たちと出会う。
カメラはマクロレンズだけ、こんな場面で悔しい思いをする・・ アトリだろうか。

石井ダム近くでミチタネツケバナ(アブラナ科)を。

受粉すると、雌しべがぐんぐん伸びて細長い果実を形成するみたいだ。

菊水山麓でスズメノヤリ(イグサ科)に目を向ける。
赤っぽいのは花被片で、現在雌性期にあって3裂した黄色い雌しべが顔を出している。この雌しべが衰退すると、それに代わって長い葯を持った雄しべが姿を現すことになる(雌雄異熟)。自家受粉を避ける大事な仕組みなんだろう。

アオキ(ミズキ科)は雌雄異株で、小さな茶色っぽい花(雄花は実に魅力的)を咲かせ、立派な赤い実を結ぶ。しかし一方、老木になると、このように気根を発生し、どうやらこれが地中に潜って別個体に・・ 無性生殖もするみたいだ。

山の家へ立ち寄る。
今年初めて収穫する甘夏で、合計7個。
うち1個を食べたところ、甘い! も少し酸味があってもいいと思うくらい甘い。

ある詩人は、この花を、空色小花と詠んだ。
レスラーの腕みたいに太い雄しべが特徴的。

とにかく天気が好いものだから、指折り数えてみると8時間歩いてた。