14日(土)、市立森林植物園の自然観察講座に出席した。
講師は植物園の名物職員Fさんだからと、だいぶ前に申し込みしてた講座だ。
 
朝からしっかり着込んで出掛けたものの、この辺りは街中より相当低温で、正門前の池はしっかり凍りついている。それも結構厚い氷だから、ここ数日氷点下が連続してるんだろうことが想像できる。第一級の寒波だ。
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展示館前に置かれてる松の切り株。
解説文はまだ無かったけれど、40年ほど前に落ちた枝の基部はすっかり呑み込まれている。幹を形成する組織細胞と、枝を形成する細胞の相違を示してるんだろう。
それにしても、3つの枝が同じ高さのところから出てたことになり、これって少々特殊かな??
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本日のテーマは、年末に引っかけた「縁起植物」で、F講師の軽妙な説明が始まった。
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“縁起”とは、真理を表す言葉「因縁生起」からきたもので、植物がもっている生命力にあやかりたいとか、その薬用成分から畏敬・崇拝されてきた部分に負う。
ナンテン(メギ科)は「難を転ずる」に通じ、ヒイラギ(モクセイ科)は鋭い鋸歯で魔を追い払う。
ナギ(マキ科)は凪に通じるから海の安全etc.etc.
 
 
日本で最も尊重される木は間違いなくマツ(マツ科)で、これは世界的に見ても同じらしい。神の舞い降りる木であると共に、常緑といった部分も尊敬の対象になるんだろう。
ただ面白いのは、生田神社に限っては、今でもマツを排除してるらしい。
1200年ほども前、松が倒れた際、社殿を押し潰したことによると・・
 
まとめてみれば当たり前、子孫繁栄・不老長寿・無病息災・安全祈願・豊作・大漁・学力向上などなどと、人間の欲望はあくまで深いーーー
 
 
寒いから、ホントは外へ出たくないのだけれど。
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お昼近くなっても、霜柱がしっかり突き出してる。
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これはシソ科のシモバシラ。
霜柱が形成される物理的な仕組みは、両者同じだろう。
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やっと青空が広がってきた。早くもハクモクレン(モクレン科)の冬芽がふっくらしてきて空に映える。
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講座終了後には、一人で園内を回ってやろうと弁当持参したけど、余りの寒さに退散を余儀なくされた。