今年もセミの抜け殻調査が始まっている。
初回は他の日程とダブッてしまい不参加となったが、22日(月)は初めてのエゾゼミ探しとあり、最優先で日を空けていた。
名前にエゾとは付くが北海道とは関係無く、どちらかと言うと南方系のセミなのに、夏でもあまり気温の上がらない場所に生息している。だから六甲山地でも、比較的標高の高い所へ行かねば抜け殻にも出会えない。
9:30記念碑台に集合し、班長のY巻さんの指示により六甲山小学校~空池周辺を探索することになる。
暑いと集中が続かないが、誠に幸いというかガスのかかる曇天となった。

もちろん私が最初に見つけてやろうと意気込んで出掛けたのに、目に留まるのは
ヒグラシばかり・・ そのうち次々に他の参加者から「あったー!」「ゲット!」と歓声が上がる。
これがエゾゼミの抜け殻で、クマゼミよりやや大きく、しかもニイニイゼミみたいに体全体に泥をかぶっておる。


幼稚園児と行き交う。
園児がセミの抜け殻を大切に握っている。我々シニア団体も、負けずと大切に握っている。「噴き出すの図」だ。

空池で咲く黄色いヒツジグサ(スイレン科)? 花弁が多いから改良種かな。

これはオオハンゴンソウ(キク科)で、環境省の特定外来生物だから、出来れば排除したい植物だ。

虫が大好きなY辺さんによると、イトトンボには種類が多く同定は難しいそうだが、このように体に線の入ったものの中に、モノサシトンボなる種類があるのだそうだ。

とうとう私はエゾゼミを発見することが出来ずに終わったけれど、抜け殻を観ただけで満足した。ちなみにエゾゼミはハルゼミ同様の悪声で、「ギィー」と鳴いている。
今ではレンズを向ける人も少ないヘクソカズラ(アカネ科)だが、名に反して可愛いではないか。

本日の収穫:
エゾゼミの♂が5個 ♀0個 ヒグラシの♂113個 ♀91個
それにしても、2種類のみとはこれも珍しい。
私は外に用事があって、おにぎり食べた後山を降りたのだが、有志は更にAコースを巡検し、エゾゼミを5個もゲットしたらしい。
笑い話ではありません。
熱心に抜け殻調査に取り組んでる方がある時、小さい子どもから生きたセミを見せられて「これ、何ゼミ?」と聞かれた。
全然分からなかったので、「俺は抜け殻専門だ」。