13日(土)朝5時33分、近畿圏を襲った地震のため自然観察会に参加出来なくなった。
一方、既に弁当は準備してたから、これは困った。家で弁当食べても美味しくないし、空はピカピカに晴れている。
さて何処で弁当を食べるか迷った結果、もちろん山が最適だけれど、少々足に疲れも溜まっているので、須磨海岸へ向かうことにした。
私は甘いものに関心が無いので良くは分からないが、神戸では知られてるフーケという洋菓子屋さんがあって、そのアウトレット店が近くにある。
言ってみれば「出来損ない」のを半額程度と安く売ってるそうで、いつも行列が出来ている。スイーツ好みの女性に喜ばれるんだろう。

道端に、オレンジ色した花が目立つ。原産は地中海・中央ヨーロッパのナガミヒナゲシ(ケシ科)が逸出したものだ。

長細い果実で、この中にはまさにケシ粒が平均1600粒も詰まっており、完熟すると先端部が蓋のように開いて種子散布する。
アレロパシー活性が強いから、他の植物を駆逐する可能性もあり、完熟する前に千切って捨てると良いそうだ。

果実が丸いから、マメグンバイナズナ(アブラナ科)みたいな気がする。

茎に沢山の花をつけ、下から順に咲き上がってゆくキュウリグサ(ムラサキ科)。

これに対して、キュウリグサに良く似ているが葉と葉の間に花を付けるのはハナイバナ(ムラサキ科)で、キュウリグサ同様ワスレナグサの仲間である。
ヨーロッパの騎士達、死ぬ寸前になっても女性に花を投げてたんだ。

花の中央部の黄色いのが気になるなあ・・
オオバコ(オオバコ科)は不思議と言えば不思議な植物で、人に踏みつけられるような場所でしか繁栄しない。踏みつけに強いのは、生長点を持った極めて短い茎が地中に隠れていることと、葉の維管束が丈夫に出来ていて、踏まれても千切れないからだ。

種子が水に濡れると粘性を持ち、人や動物の足裏にくっついて分布域を広げる、いわゆる人里植物の代表格。
ノジシャ(オミナエシ科) 外来種。

タチイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)には花柄が無い? だから花に触れるとポロッと落ちる。花は直径1mm程度と極めて小さい。

マンテマ(ナデシコ科) 外来種。

須磨海浜公園到着。今朝の地震の震源となった淡路島を望みつつ弁当。

海は平和だった。

こんな高層マンションの高層階に住んでる人たち、随分揺られたことだろう。

午後1時前のJR須磨駅。そうか、ストップしてたのは神戸線だけでなく、京都線に宝塚線も・・ これじゃあ観察会は中止になったかな?

電車はいつ来るか分かりませんと。

*ナガミヒナゲシはナガミノヒナゲシと呼ばれることも多いのですが、私は全国農村 教育協会発行の「形とくらしの雑草図鑑」に従っています。