私の母や姉が小説を好んでいたから、随分小さいころから本を読めと叱咤されていた。特に10歳上の姉が次々に本を買ってきてくれたから、それなりに面白く過ごせた記憶があって、今でも覚えてるのに「小鹿物語」「黄金虫」「岩窟王」「白鯨」「家なき子」など数多い。
先日映画で観たシャーロット・ブロンテ原作の「ジェーン・エア」は、多分高校2年生の時に読んでいたもので、中身は大方忘れていて、映画を観てああそうそうと思い出した部分が多い。
「ジエーン・エア」とくれば当然お次はエミリ・ブロンテの「嵐が丘」だから、これも高校2年生で読んだはずだ。しかしこの「嵐が丘」は当時の私には難しく、なんか復讐鬼が登場する怖さみたいなものを感じた覚えがある。
 
22日(金)、午後から2時間ばかりの会合に出て、その帰りにTSUTAYAへ寄って「嵐が丘」のDVDを借り、早速夕刻からこれを観た。
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DVDを借りて観ることは殆ど無く、今回は2年半ぶりでTSUTAYAへ入ったことになる。さて、「ジェーン・エア」は様々な困難・障害にもめげず生きてゆく女性の姿が、一種の痛快さをもって描かれているのに対し、この「嵐が丘」では人間の持つ愛と憎しみが強力に前面へ押し出されている。
ヒースクリフのキャサリンに対する愛は一途であるのに対し、キャサリンのそれはお金(経済力)で揺れ動く・・
そんな感想を家人に漏らしたところ、「そんなもんよ」という返答だった。ありゃりゃ。