神戸の海から六甲山を越えて、有馬温泉と結ぶ道が幾つかあり、そのひとつが魚屋道と呼称されるルートで、東灘区の深江の浜で水揚げされた魚を有馬の旅館へと運んでおったところから、そんな名前が付けられたのである。
六甲山の道は色々歩いて来たが、魚屋道を起点から歩いたことが無い私は、チャンスとばかり3日(土)の定例観察会下見に参加させて貰った。
 
阪神電鉄「深江」駅から北へ延びる、通称「稲荷筋」に建つ魚屋道の碑。
この稲荷筋を魚屋道だと思い込んでる人が多いそうだが、元々の魚屋道はもう一本東側の「札場通り」なんだそうだ。
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ここ深江の浜は、地引網に適した遠浅の海で、イワシなどの小魚が大量に水揚げされていた。今では埋立てが進み、運河が導かれている。
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これが札場通りで、1950年代にはこの道幅いっぱいにイワシが干し並べられていた、そんな写真も残っている。
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札場通り(札場筋とも)の名の由来。高札が掲げられた場所なのだ。
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札場通りを北上すると、稲荷筋と言う名の元となった立派な森稲荷社があった。
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小さな谷川に立つ指導標。
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天秤棒で魚を担ぎ、こんな山道を通って有馬温泉へ通った行商人たちである。
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コクサギ(ミカン科)の果実にはスプリングの仕掛けがあって、3~4mも種子を飛ばすそうだから、一度実際を観てみたい。
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蛙岩に着いて小休止。蛙じゃなくて、行商人を見送る「帰る岩」だという説も面白い。
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その蛙岩の窪みで越冬するヨコヅナサシガメ(刺すカメムシ)。気色悪い!
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つづく。