25日(土)は六甲山上の行事でサポーターを仰せつかっていたから、7時半には家を出なければならない。ところが7時頃、我が家で20年近く飼ってる柴犬のダイが池へ落っこちるというハプニングが起こった。
彼、既に目は見えず耳も全く聞こえない上に、後ろ足と腰が弱り切っていて、水を飲むにも介助が必要な状態が続いており、ちょっと目を離した隙にヨタヨタと池へ近づいてしまったのだ。
とにかく抱き上げ、泥まみれの体をシャンプーして、急いで六甲山へ車を走らせた。
ミズタマソウ(アカバナ科)
花弁は珍しく2裂したものが2個で、果実にはカギ型の毛が密生しているから、ここに水滴が付着しやすく、雨後や霧の時には見事な水玉になる。

マメ科のホドイモ。
花弁が曲がりくねっているから複雑に見えるけど、じっと見れば確かにマメ科の花だ。

ガガイモ(ガガイモ科)の花は毛むくじゃら。
ガガとはスッポンのことで、葉の模様がスッポンの甲羅に似ている。

ササの葉の上で、モリアオガエルの赤ちゃんが休憩中。まだ尻尾がついている。
両生類のくせに樹上生活するということは、水から少し縁を切りつつあるのだろうか? 池の中ではイモリに狙われ、陸上ではヘビ・イタチに狙われるから、穏やかな人生とはいかぬ。

私がサポートする班の講座生は、全員私より豊富な知識をお持ちだから、サポートなんてそっちのけで講師の説明に聞き入る・・

ツツジの最終ランナーはこのホツツジだろう。

山菜の王者はコシアブラ(ウコギ科)であると堅く信じている。
コシアブラとは漉し油で、樹液を塗料として用いたところから出た名であると、図鑑にはそう書いてある。しかし講師のFセンセ、虫に喰われたこんな葉を使って油を漉していたというのも一説に加えることが出来るとおっしゃる。
こんなこと考えながら歩く観察が楽しい。

老衰したダイが気懸りで、講座修了後すっ飛んで帰宅、家に着いたのは4時少し過ぎだった。大丈夫、寝ている。家人は卓球の試合があって、4時20分帰宅。
それから20分ほどして、どうもおかしいから見てくれという。
身体は十分に温かいから大丈夫と言おうとしたその瞬間、呼吸が止まっている・・
今息を引き取ったばかりだ。
私は段ボール箱を繋ぎ合せて棺をつくり、ご近所の方が、ありったけのアイスノンを持参してくれたりして、お通夜である。部屋の中で20年近く一緒に生活してると、動物だって家族の一員になり切っているから、家人など「卓球なんか休めばよかったのに」と悔しがることしきり。
そんな中、ご近所さんの言葉、「ハスが咲く池へ転げ落ちた、それって仏様の導きに間違いないわ。ダイちゃんは最期の最期までツキが離れなかったねえ」
我が家の犬も仏教徒だったと知る。
翌朝、子どもたち全員が駆けつけて最後のお別れ、10時に業者の手に渡った。
「もう一日、家に置いてやればよかった」と言い出す家人をなだめるのに腐心する。
親の葬式より困難な2日間だった。