30日(土)は定例自然観察会の公開下見があるから、事前に周辺の植物を観てやろうと、1時間半ばかり早く集合地点へ着くように家を出た。
天気予報の降水確率は30%、15時以降が50%と低く、降っても大したことない予測だったから、「シダ植物」と「樹木」2冊のハンドブックをザックに突っ込んだ。
 
これは何? 
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あとで詳しい方に聞いたところエゴノキ(エゴノキ科)だと教えられたが、八重の花が上を向いて開き、しかも花柄は極めて短い。植物の変化は大きいから、経験浅い者の手には負えぬ。
*翌日、昆虫をお得意とされるS本さんから連絡を頂き、この花は「遅れ花」と称す  る、一種の奇形花であろうと教えて貰った。
 すなわち、エゴノキにアブラムシが寄生すると、この虫えい(虫こぶ)は大きく成長  するのだが、その途中でアブラムシが死んでしまった場合は虫えいにはならず、そ の部分に奇形が生じたり、或いは八重の花(これも奇形だろう・・)になるらしい。
 エゴノネコアブラムシによって、花をつくる遺伝子が働き始める?・・難しいがそん  なことも現実にはあるらしい。 すっごい勉強になった!
 
 
 
なるほど、シニア眼には花殻か果実に見えたのは、「エゴノネコアシ」だった。
エゴノネコアシアブラムシの虫えいで、これからどんどん大きくなる。
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ツルグミ(グミ科)
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葉には毛が存在するはずなのに、両面ともツルツルしている・・
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摩耶山頂掬星台。 展望所のすぐ下にヤマナシ(バラ科)の果実が見える。
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まだ10時なのに、えらい空が暗くなってきた。
 
 
ツクバネソウ(ユリ科) 4個の葉の中心部に花をつけ、ツクバネに似た花を咲かせるのだが、とてもユリ科とは思えぬ姿だ。
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11時半、霧雨となり、間もなくシトシト雨に変わる。それでもシェール槍を登った。
ガスと雨に煙り、展望の効かないのが残念。
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端境期とあって花は少ない。そんな中でウツボグサ(シソ科)の青紫が際立っている。
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新穂高では雨脚も強くなり、両脇から背の高いササが道を覆うから、もうびしょ濡れ、靴の中にも水が入って気色悪い。まあしかし、これで槍穂の縦走が完了したことになる。
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イワガラミ(アジサイ科)が開花中。
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本来なら少し待って、先輩を乗せて帰宅するつもりだったけど、濡れた身体が冷えてブルッときたから先に失礼した。
 
 
家に着き、ザックを下ろしたところで「あっ、しまった!」
やっぱり・・・ 2冊のハンドブック、ザックの中じゃなくてザックのポケットに入れたままだった。恐る恐る取り出すと、2冊ともにベタベタで膨れ上がっている。
この種の本、糊気が多いからページがくっついてしまうのだ。
全てのページにティッシュペーパーやトイレットペーパーを挟んではみたけれど、もう多分使い物にはならぬだろう。
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もう少し遅く家を出てたなら、空の具合から判断してハンドブックは持参しなかったに違いなく、えらい損害だ。