6日(日)、定例観察会下見に加えて貰い、阪急夙川駅から北山緑化植物園・北山貯水池と甲山森林公園を経由して、阪急甲陽園まで歩いた。
担当班世話人のOさん、押し花を通して植物の勉強をしてられる女性共に、極めて豊富な知識をお持ちとあって、7時間に及ぶ観察会となり、さすがの私もヘロヘロ、お誘い頂いた居酒屋へも寄らないで帰った。
茎や葉に毛が多く、鋸歯が尖ってるところからケキツネノボタン(キンポウゲ科)。

果実の先端部が曲がらないか、曲がってもJ字形。
近縁のキツネノボタンではU字形に曲がるらしい。

ノミノツヅリ(ナデシコ科)。 ツヅリとは衣のことで、花も葉も極めて小さい。

続いてノミノフスマ(ナデシコ科)。フスマは衾で夜具の意味だから、これも小さい。
花弁は5個だが、深く切れ込んでいて10個に見える。美形。

ツルドクダミ。 我が家の天敵ドクダミ(ドクダミ科)の蔓版かと思ったが、あの独特の匂いは無い。それもそのはず、タデ科だった。

初めて見たクロバイ(ハイノキ科)の花。木の頂部全体が花に覆われて見事。

もっと近づいてみる。なるほど、ハイノキ科だなと納得する。

ナラメリンゴフシなる虫こぶ。ナラの若木にナラメリンゴタマバチが卵を産み付けると、植物組織が刺激を受けて異常な発達をするらしい。なるほど、リンゴに似てる。

北山緑化植物園のハンカチノキが満開。
花弁は無く、白いのはガクが変化したものだと説明があった。

枝を引っ張って花を観る。なるほど雌雄同花であることが分かる。

これはメタセコイア(スギ科)の葉だが、私は今の今まで羽状複葉だと理解してた。
ところがそれは大間違い、単葉が茎を抱くような形で対生しているのだ。
こんな形のまま落ちるから落枝であり、この点はスギ同様である・・

なお、同じくスギ科のラクウショウは単葉が互生しており、これも落枝する。
北山貯水池に咲くセイヨウミヤコグサ(マメ科)で、ミヤコグサより随分デカい。

これも初めて名前を聞くツボミオオバコ(オオバコ科)なる北米原産の帰化植物。
花は蕾状態のままが多いから閉鎖花で実を結ぶ場合もあるのだろうが、ちゃんと平開してる花もあったので、他家受粉でも結実するに違いない。

繁殖力の強さに困り切ってるという北米原産のハンノキエフクレタヌキモ(ゴマノハグサ科)。5~10本の「浮き」を使い、安定した形で水に浮かんでいる姿は、大変面白い。

左端に見える小さな袋で虫を捕える食虫植物。
すでに駆除は難しい状態にあるそうだ。

ポルトガルからやってきたホルトノキ(ホルトノキ科)。葉はヤマモモそっくりだが、枝先に1枚づつ赤い葉を付けていて、これも不思議だ。

甲山森林公園での解散宣言後も観察は続く・・・
コヒロハハナヤスリ(シダ植物)

棘が殆ど無く、巻きひげも短いサルトリイバラの近縁種サルマメ(ユリ科)など、名前でさえ初めての植物もあったのだが、もう集中は切れていた。