27日(金)、海岸近くに生育する植物の観察会があった。私は家から歩いても1時間半ほどで現地に着くから、少し早めに歩き始める。
海岸にはハマダイコン(アブラナ科)が群生しており、好天の下釣り人は糸を垂れ、波はまさに「のたりのたり」。被災地の方々には申し訳無い砂浜散歩だった。
初めて見るニワウルシ(ニガキ科)。明治時代に移入した落葉高木とかで、親木の周囲に子どもが林立している。極めて成長が早いらしいから、今の内に一定、処理しておいた方が良いようだ。

ヤママユガの一種で、15cm近くにも成長するシンジュサンの食草でもあるから、この木をシンジュサンと呼ぶ人もあるとか。
ツルナ(ツルナ科)
食用となり、特に沖縄ではハマホウレンソウという名で親しまれておるという。
シュウ酸を多く含むので、日常的に食べる場合、茹でて水に晒した方が結石の心配が無い。

ツルナの小さく黄色い花。やはり、茹でて花カツオが似合いそう。

一輪だけ、ハマヒルガオ(ヒルガオ科)が咲いている。

コウボウムギ(カヤツリグサ科)の雄株。だから実は出来ない。

コウボウシバの雌株、これもカヤツリグサ科でコウボウムギそっくりだ。
ただし実が小さいところからシバ扱いされているらしい。

ハマエンドウ(マメ科)が満開。
カラスノエンドウより二回りも大きな花で、赤紫が綺麗だ。


ハマボウフウ(セリ科)は葉っぱのみ。
クチクラ層の発達した肉厚の葉が、日光を跳ね返すように光っている。
野草というより野菜と認識されてる地方もあるようで、食用として大事な時期もあったに違いない。

この後、大将のKさんから兵庫県レッドデータランクBであるツチグリの花の在り処を聞き、それを探すべく北東方向へ歩き続けた。