神戸市でも、図書館は各区毎に整備されていて、本の貸し出しを中心にした業務が行われている。しかし残念ながら、自分で教材を持ち込んで勉強したり、小説を持ち込んで読むことの出来る、いわゆる「自習室」が設置されている図書館は少ない。
神戸駅の北側、大倉山の市立中央図書館は、数少ない「自習室」のあるところだから、受験生中心にいつも盛況である。
そんな貴重な場所なのに、コートや鞄などを平気で隣の机に置いて場所を占領してる若い人たちを良く見掛ける。座れる場所を探している人を見ても平気で、席を譲ろうともしないから私など、「ちょっとご免ね」と言って席を空けさせるようにしている。
意地悪じゃなくって、気付かせてやりたいからである。

高村 薫にしろ、この宮部みゆきにしろ、字面だけ追ってたのでは意味不明な小説になるから、少し深読みせねばならない。青酸カリという名の毒は名前のある毒だが、人間の営みそのものが毒として、世に満ち溢れている・・・
平岩弓枝は、前回読んだ「鏨師」により、いっぺんにファンとなった。
大石内蔵助の妻りくの生涯を、女性の視点で丁寧に描いていて、これもなかなか良い出来具合の読み物だった。大分前に「魚の棲む城」も購入してるのだが、何故かついつい後回しになっている。