敗戦間もない食糧難時代、我が家の庭は畑みたいに掘り返されて、サツマイモや大麦が育てられていた。そこの雑草退治を親から強制され、嫌々ながらも目立ったものを引き抜いて回ったのを記憶している。
その雑草の中に、肌に触れるとチクチク痛く、暫くすると赤く筋を引いたように腫れるものがあった。今思えば、それはイラクサだったように思える。
 
やや湿った場所を好むカラムシ(イラクサ科)。茎からは漁網にも使える丈夫な繊維が採れるから、昔は栽培されてもいたようだ。
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これも初めて見るウマノミツバ(セリ科)。ミツバのような良い香りは無いから、馬にでも・・という意味合いだろう。ミツバだから、基本的には三出複葉だけれど、側小葉が更に2分して5裂になる場合もあるらしい。果実はひっつき虫。
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今回はフユイチゴ(バラ科)の花が撮れた。雌しべが沢山伸びていて、その数だけぶつぶつの果実が集合して実る。
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ケケンポナシ(クロウメモドキ科)の黒い種子が光って美しい。1個の果実に2個の種子が入っていた。(1個は零れ落ちた。。)
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ギンリョウソウモドキ(シャクジョウソウ科) ギンリョウソウ同様腐生植物で、菌根を形成して腐葉の菌から栄養分を得ている。
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うつむいているから、花は観察し難い。1個失礼して、全員に回して観察。
春から夏にかけて花咲く、やや透明感のあるのがギンリョウソウで、花弁の縁は滑らかなのに対し、秋に咲くこのギンリョウソウモドキの花弁は、このように裂けている。
と言うが、私にはよく分からない。
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六甲山地では見られないコショウノキ(ジンチョウゲ科)の葉。花は純白で2月に咲く。来年こそ観に行こう。
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ジンチョウゲは生真面目に枝を三又に伸ばすのに、コショウノキは気儘だった。
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ハナイカダ(ミズキ科)の、雌株の葉。
主脈上にぽつんと突起が見える。花が咲き、実が付いていた跡だ。
主脈と花柄(じゃなくて、花柱が正しいのかな??)が合着(癒着)し、ここまで伸びてきた様子がよく判る。オハツキイチョウ(お葉付銀杏)も同じ仕組み。
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名は知らぬがいろいろな虫が飛び交い、ビジターさんの中からは「観察どころじゃなかった・・・」の声もあったし、メンバーのT中さんは掌を刺されて顔をしかめている(掌刺されると、あれも独特な痒みになりますよね)。 
ビジターのN島さんからも、腕はボコボコ、脚もタイツの上から数箇所刺されてとのメールを戴いた。
 
医薬品 パウダーin  サラテクト FA (虫よけスプレー)も、あの猛攻にはひとたまりも無かった。