29日(金)、高取山の中の茶屋を終着点に選び、西側から須磨アルプス馬の背を越えて歩くことにした。
あのYoshihiroさんにお会いして、カメラ操作に関する指南の約束をとりつけるという、まことに図々しい魂胆をもってのものだ。13時に着くため、早めの8:30に家を出る。道端に朝露を浴びてツユクサ(ツユクサ科)がいっぱい咲いている。
時々その花の苞を剥がしてみる。
これ、2番目の花が萎み、子房が膨らんでいる。1番目の花(左端の棒状のもの)は退化しているから、これは咲かない・・・

ところが、これ。
今から咲くのか既に萎んでしまったのか分からないが、間違いなく1番目のに花がついている! 個体差とするにはちょっと納得がいかない。

ヤブカンゾウ(ユリ科)だと思いつつ、花弁を齧る。ほのかに甘い。
ノカンゾウ同様1日花だ。

ヘクソカズラ(アカネ科:別名サオトメカズラなどなど)。
ヘクソカズラは牧野富太郎の命名によるなどと言われるが、本当だろうか?
既に万葉集の中に「糞蔓」なる植物が登場していると、どこかで読んだ気もする。

オニユリ(ユリ科)は丈夫な花?もうあちこちで見掛ける。

高倉台に着いた。さてここから、通称400段の階段を登る。
もちろん汗だくだけれど、脚は好調だ。

キキョウ(キキョウ科)が1輪、支柱が立てられ大事に保護されている。
秋の七種の「朝貌」は、このキキョウだとする説が有力で、「おすきなふくは」のきに相当する。

須磨アルプスを越え、東山までは快調な足取りだったのに、ここで給水休憩した途端、脚に疲労物質が溜まってしまった。高取山への登りは死ぬ思い(涙)、12:50やっと中の茶屋に着いた。既にYoshirihoさんは到着されてる。
冷たいビールを一気に飲んで、やっと我に返った。
店内には大きなカサブランカ(ユリ科)。

このカサブランカ、日本のヤマユリから創り出されたらしい。
モロッコ最大の街カサブランカ、その名は何んともエキゾチックな響きをもつ。
茶屋のご主人、ランに関心が深いようで、何種かの鉢を見せてくださる。
富貴蘭。

海王丸。気根だろうか?

Yoshihiroさんから、「いつでも教えますよ」との言質を引き出したのは言うまでもない。正直言って、この手の図々しさは近年備わってきたように思う。
高取山を下り、自宅へ向かう。
おっとこれは、間違いなくイヌビワ(クワ科)で、雌木だからすっかり熟している。
少なくとも10個は食べた。イチジクの仲間、旨い。

念のため?? 2個を持ち帰って切る。
イヌビワコバチは1匹も見当たらない。
