記念碑台へ向かうその道で、私はいくつかの花を探していた。
でも私の眼には全く届いてくれず、もう花は終わってしまったのかと諦めの心境に。
そんな処へ、前のほうからTさん・Kさん・Oさんが現われ、なんのなんの咲いてるとおっしゃる。
終わりかけではあるものの、探していたウスギヨウラク(ツツジ科)の花が残っている。長い釣鐘形で、何んとも愛らしい。

消えてしまったと思ったのも2株。まだ蕾の状態だ。

葉の裏は綺麗な紫。

昼食後ガイドハウスに立ち寄ると、Y師匠も登ってこられており、Kさんの案内でこんな場所へ出向く。

記念碑台から歩いて僅か15分ほどの所に、切り立った崖があって、高さは30メートル近くもあるらしい。
昭和40年代までの石切り場が、今ではクライマーにとって格好のゲレンデになっておるという。オーバーハングしてるところもあって、素人が見ても難しそうな岩、Kさんにとっても少々手強い相手らしい。

帰り道ではHさんも加わって、アイスロードを下ることとなった。Yさんも一緒だから、もうこれは儲けものである。
コゴメウツギが小さな花をつけている。径は5mmくらいしかない5弁花。ウツギとの名だけれど、ユキノシタ科じゃなくってバラ科だ。

巨大なナルコユリ(ユリ科)。こんなの観るの初めてだ。

コクサギ型葉序という用語がある。コクサギの葉の付き方と同じという意味だけれど、まだそのコクサギを見たことがない。ツキのある時はどんどんツキが回ってくるもので、アイスロードはコクサギロードだった。

これぞコクサギの葉序、左へ2枚、右へ2枚。
だからサルスベリ(ミソハギ科)の葉序なんかをコクサギ型葉序と呼ぶ。
千切ってみろと言われてそうする。臭い! ミカン科なのにどうしてこれほど臭いのかと驚く。 クサギにしろヘクソカズラにしろ、これほどの悪臭じゃない。
薄暗くて上手く写っていないけれど、コクサギの果実も教えてもらった。4個の種子をつくるらしい。

もうひとつある。名前こそ良く知ってるのに、なかなか判別できなかったイボタノキ(モクセイ科)だ。葉は対生し、枝先ほど大きな葉をつけている。
ヨッシャー覚えた。

この日の収穫は盛りだくさんで、ギンランにキンラン、ヤナギ科の木じゃないかと思わせる白い花もあった。
だから六甲道駅近くで飲んだビールは最高。