前回の養成講座で、落葉したモミ(マツ科)の木の葉柄基部が吸盤状してることを教えて貰った。
落葉樹は離層という切り離し面をつくり、その面で葉をパラリと落とす訳だけれど、私は今まで、それは平面にすぎないと思い込んでいたから、新しい発見となった。
高校時代の担任、室井 ひろし(糸へんに卓)先生はこの離層のことを、「自殺細胞」などと称していたように記憶している。
確かにそうで、離層を形成する細胞が自死することによって落葉が可能となる。
6日(月)、その落ち葉目当て、ガンチャン新道経由で市立森林植物園へ向かった。
早速モミの葉を拾った。吸盤状しておる。
まだ落ちていない緑の葉で観たところ、この吸盤内部には柔らかそうな組織が詰まっていた。

タカノツメ(ウコギ科)はどんなだろう?


枝先のヒダに挟み込まれたような格好なので、葉痕は明瞭でない。
葉柄の基部は湾曲している。 コシアブラ(ウコギ科)も同じだった。

コアジサイ(アジサイ科)の葉柄

これもコアジサイ。枝と葉柄とは明白に違ってきている。

落葉樹に対して常緑樹ではどうなんだろうとモチノキ(モチノキ科)

枝と葉は一体化してるように見える。
もうひとつヒサカキ(ツバキ科)も見た。これも同じように一体化している。

さて今度は、葉は枯れても来春まで落とさないヤマコウバシ(クスノキ科)の葉を取り除くと・・

離層が形成されていないから、傷ついた。
次回は葉痕探しもしてみたい。
フユイチゴ(バラ科)が実っている。沢山食べた。

ガンチャン新道。 バリ人の痕跡?
