花を始めて間もない頃、バラ科にはウメやサクラにイチゴやワレモコウがあるんだ程度の事は知っていたけれど、それ以上の部分については考えもしなかった。
だから花に出遭えば、何んの躊躇も無く「これ、キイチゴ」、「これ、アメリカセンダングサ」で済ませていた。
ところが徐々に知識が増えてゆくに従い、そう簡単に草木の名前は口から出なくなってしまった。似たものが余りにも多く、更にその近縁種がゾロゾロ出てくると、サッパリ自信が持てないからだ。
その一つがイヌホオズキ(ナス科)で、つい2週間前までは全てイヌホオズキだったのが、アメリカイヌホオズキなるものがあると知った。
先ずはイヌホオズキの果実を・・・

花軸に柄をもった花(果実)が順次付いている。このような付き方を総状と呼ぶそうだ。イヌホオズキの果実は少しくすんでいるとされるが、これはツヤツヤしておる。
テリミノイヌホオズキというのもあるらしいから、なおさらヤヤコシイ。
次はアメリカイヌホオズキの果実だ。

花軸の先端から、柄をもった花(果実)が放射状に付いている。こんな付き方を散形
と呼ぶそうだ。果実はやはりツヤツヤしている。
この2枚の写真を見ただけなら、両者の相違は明白だとなるが、それがなかなか一筋縄ではゆかない。 花軸の先端とは言え、少しずつズレている場合の判定はかなり難しい・・・
センダングサ(キク科)、比較的よく目にするものだけで3種ある。
センダングサ アメリカセンダングサ コセンダングサだ。
コセンダングサには沢山の変種があるそうだが、そこまで私には無理。
これは比較的同定し易いアメリカセンダングサ。大正時代に北米から渡来し、エライ勢いで繁殖したが、最近スーッと減ってきた。

総苞片が伸びて放射状に広がり、花弁に似た様相になっている。茎は赤味を帯び、
頭花は普通筒状花のみから成るが、小さな舌状花をもつものもあるそうだ。
これはコセンダングサ。舌状花が無く、目立たない。
アメリカセンダングサに代わって今猛威を奮っている。

もうひとつのセンダングサ(筒状花と舌状花をもつ)を探したが、今回は見つからなかった。
マツヨイグサ(アカバナ科)の黄色がよく目立つ。花弁は4個で中央が窪んでいる。
宵待ち草とか月見草と呼ばれる場合が多いようで、私なんかは小さい頃月見草と呼んでいた気がする。

セイタカアワダチソウ(キク科)で北米原産
これも一時大繁殖し、花粉が社会問題にもなったが衰退。ところが最近再び勢いを取り戻してきたように思うがどうだろう?


沢山の枝に小さな頭花を無数につけている。よく観ると、1つの頭花は数個の筒状花から成り、周囲に舌状花もある。とにかく小さい花だから、如何にも泡といった感じだ。
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)の果実。果実だけ見ればブドウそのもので、通りかかった主婦から「食べられるんですか?」と聞かれた。
以前長い期間、この実をPCの壁紙にしていた。
