12月中旬、何名かを案内してのハイキングが予定されている。
8日(金)その下見と、消化不良だった昨日の「長坂山」の復習・確認を兼ね、諏訪山公園~大龍寺~森林植物園方面を歩いてみた。
結論からすると収穫はサッパリだった上に、なに?この薮蚊に小虫!!
聞くところによれば、気温の高すぎた8月に羽化せず、少し涼しくなった今頃になって飛び始めたらしい。
オニドコロ(ヤマノイモ科)の果実。 果実は3室になっており、ちょっと見果実自身が3枚の翼を持っているようだ。

幾つかこの果実の中を覗いてみると、普通1室に2個の種子を形成している。

これは成熟した種子、これも1室2個で、計6個が入っていた。 ん? この翼の付き方はオニドコロじゃないような感じ・・
オニドコロの翼は片方にのみ付くが、これは周囲に付いているから、ヤマノイモの種子だと判明。

果実が開裂して、翼をもった種子が風に乗って飛んで行く。

これはジョロウグモだろうか。

山を歩いているとしばしば顔を、バリッと蜘蛛の巣に突っ込む。だから7月から10月にかけ私は、1.5mほどのササを目の前で振り回しつつ歩くのが常だ。
その蜘蛛の巣の高さについてだが・・・
7・8月の盛夏の頃の巣の高さは、平均するとちょうど人の顔面、つまり1.3~1.7m付近にあり、少し涼しくなる9月下旬からは20~30cm高めに移行、11月以降では2m以上という具合に、徐々に高くなっているのではないかと以前から思っている。餌食となる昆虫の飛ぶ高さが変化するのに対応しているのか、或いは陽の高さに応じているのか分からないが、とにかく今も、ササの先が重くなるくらい蜘蛛の糸が絡まる。
クサギ(クマツズラ科)のガク片と実
真紅のガク片に南洋真珠の色に似た実が大変綺麗だ。ある人はこれを瑠璃色と称する。

ナンキンハゼ(トウダイグサ科)の葉も色づいてきた。今日は結構暑さを感じたけれど、これも小さな秋には違いない。

神戸電鉄(私が小さい頃は神有電車と呼んでいた:神戸有馬電気鉄道)の運賃は大変高い。単位円当たりで移動可能な距離は、例えば阪急電車の1/2、区間によっては1/3程度でしかない。運賃が高い本当の理由は知らないけれど、山岳鉄道の仲間だとポスターにある。

よく観ると、箱根登山鉄道や富士急なんかと同列においたもので、これって運賃高いの我慢しろという意味だ。
自宅に着くと早速、「ひとはく」の学芸員の先生から、長坂山ウオッチング参加のお礼と共に、観察記録のハガキが届いていた。
このハガキに記されている植物は37種、私のメモにあるのは64種だから、実際に名の出た植物は軽く100種を超えている。私がパニックに陥ったのは当然だ。
