9月12日(日)、月に1度の定例自然観察会へ参加させて頂いた。
朝から暑く、集合地点の護国神社へ行くまでに一汗。ここからカスケードバレイを登り、穂高湖を目指す。ニュースによる神戸の最高気温は33℃だったが、34℃はあったと確信できる気温に加えての高湿度、案内人さん達の説明は大変熱心だったのに反し、今ひとつ体調不十分の私は集中出来ない観察会に終わった・・・
 
 
先ず始めに、チョッキリムシに触れておかねばならない。
前回の記事に、どうもこのチョッキリムシはクヌギとコナラを子育ての場としているようだと書いた。また、産卵するために開けたはずの穴が見つからぬとも書いた。
穂高湖で、切り落とされたコナラを観る。
穴が無い。
案内人Fさんが教えてくれる。
殻斗の部分が柔らかいから、多くはそこに穴を開けるんだと。
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なるほど、私が硬い部分と思い込んでいた殻斗に穴が開けられている。幾つかの枝を拾ってみたところ、全て殻斗だった。
 
 
そのドングリをナイフで切ってみると、
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あった、半透明の卵が産み付けられている。これが1個の卵なのか或いは卵塊なのか。。。ルーペで観る限りは1個だが、昆虫にしては能率が悪い。
結構大型の昆虫らしいから幼虫も大型で、それなりの養分を必要とするのかも知れない。
 
 
さて次に拾った枝、図鑑で見比べると、殻斗の模様と葉が全縁であることからして、アカガシかツクバネガシだと思われる。
チョッキリムシは、クヌギ、コナラに加え、これも子育て対象に選んでいることが分かった。う~んそう言えば、クリの枝も落ちているような気がしてきたぞ。
それにしても見事な切り口、一刀両断だ。
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一言でチョッキリムシと呼んでもその種類は多いようだから、その辺りについては、今後の課題とせねば仕方ない。
 
 
エビヅル(ブドウ科)の葉  ブドウ科の葉も良く似ていて、判別に迷うけれど、やはりヤマブドウ同様ブドウ然とした葉だ。
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加えてこのエビヅルが分かり易いのは、葉の裏が茶色。海老(蝦)はこの色からきてるのかなと思ったりするが、どうも果実の搾汁の色かららしい。
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カスケードバレイには、まだクサアジサイ(ユキノシタ科)が咲き残っていて、一服の清涼剤となる。
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観察会は一列縦隊になることが多い。案内人から離れると収穫は無い。
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穂高湖で昼食休憩  湖面をわたってきた風は、汗をかいた身体に快適で、1時間ほど昼寝がしたい。
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葉の裏が白い植物は結構沢山ある。ただこのタケニグサ(ケシ科)の葉裏は光を反射する?のか、交通安全に役立つそうだ。
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竹煮か竹似か? やはり後者らしい。
 
 
摩耶山天上寺  佛母摩耶夫人を本尊とする、日本唯一の寺である。
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ここから摩耶山掬星台へ抜けて解散。下界まで歩いたのは意地である。