ヤマノイモ科にはヤマノイモ・タチドコロ・オニドコロにカエデドコロというのがある。
ちなみにトコロとは野老と書き、多肉質の根を示している。
この中で一番親しみのあるのがヤマノイモであり、私も苦労して根を掘り上げたことがある。もっとも、用いるエネルギーに対し収穫は極めて小さいから、もう今では見向きもしない。
ヤマノイモの特徴は葉が対生していることと、葉の腋にムカゴをつくることだ。
ただ最近こんなことを聞いた。
上へ上へと伸びているツルにムカゴは出来ず、横或いは下方へ伸びてゆくとムカゴが出来る。これはどうも植物ホルモンが影響してるみたいだと。
もう暫くするとムカゴが生じるので、じっくり確認してみたい。

今回初めて見たのがカエデドコロで、葉がカエデに似ている。

そして、他のが白花或いはやや黄色がかった花であるのに対し、カエデドコロの花は橙黄色で、これは可愛い!

更に特徴を挙げると、葉柄の付け根に突起がある。

ガガイモ(ガガイモ科) 3~4年前初めてこの花を見た折にはびっくりした。
とにかく花全体が長い毛で覆われている。ガガとはスッポンだそうで、葉が似ており、やはり根が多肉質らしい。

ホドイモの葉だけは何年か前に見たことがある。その名前からして私は、これもヤマノイモ科なのかなと、漠然と捉えていた。ところが初めてその花を見て、アレレこれはと気づいた次第である。

もうマメ科そのものの姿だ。
葉は3~5個の羽状複葉。ホドは塊根と書くらしく、やはり芋があるみたいだ。

これも初めて見るツゲ(ツゲ科で、セイヨウツゲかな)。
山にはイヌツゲ(モチノキ科)が沢山あり、これはもちろん知っていたのだが、我が家の庭のはツゲであるとずっと思い込んでいた。
ところが、その庭のツゲの葉を良く見ると互生している・・・これってイヌではないか。
イヌは役立たないとか、つまらないという意味で用いられるから、私の父親がこの庭を造らせた折、造園屋さんに騙されたのではないのか?とも考えた。

以降あちこちのツゲを見て廻る事になったが、みなイヌツゲである。モチノキ科の黒紫の実の方が綺麗からなのだろうか。
葉を千切ってみるとその下に、これは枝?が隠れている。ツゲやイヌツゲは分枝が旺盛だから、刈り込みにも適している。

図鑑によればツゲ、東北南部から九州にかけて生育とあるが、私はこの六甲山地でも見たことが無い。
ボタンクサギ(クマツヅラ科)は園芸種の流出で、今あちこちで咲いている。こんな色だから良く目立ち、いささか暑苦しい。菊水山の「あと900メートル」地点のボタンクサギは去年、掘り起こされ、捨てられた。あの匂いが嫌われたと思っている。
