14日はイチヤクソウを求めて6時間歩き回ったのに不発だった。
ボヤボヤしてると今年もお目に掛かれないとの不安がよぎる。
14日は六甲山系の西面~北面中心に歩いたので、今日16日(水)は南面~東面中心に歩くことにした。
ヤマモモ(ヤマモモ科)が赤味を帯びてきた。このヤマモモの熟した果実や、ムクゲ(アオイ科)の花を見ると何とはなしに嬉しくなった覚えがある。勉強嫌いの私には、夏休み近しのサインだった。

泡のように盛り上がった白い花が咲いている。カワラマツバ(アカネ科)は河原という名が付いているが乾燥を気にしないようで、尾根筋にたくさん生育している。
輪生する葉腋から枝を出すのはヤエムグラ(アカネ科)と同じで、これも真の葉は2個のみ、他のは托葉が分裂して葉状になったものだと図鑑にある。直径3~4mmの白花は花弁が4個。


今日もすでに3時間少し歩いていて、イメージしておるコースは残り1時間程度となった。前回ウメガサソウを見つけていたから、何とはなくありそうな雰囲気は掴んでいるつもりなのに・・・・
あった!! やっとイチヤクソウ(イチヤクソウ科:一薬草)を見つけた!
しかも数株あるではないか! ガスッて暗いから、フラッシュ焚いた。花茎は20cmほどにも伸びている。

葉は根元に集まってつき、丸くて厚ぼったい感じがする。みんな下を向いて咲いており、なかなか写真にし難い。雄しべは20個ほど、雌しべは長く突き出している。

大いに満足しつつ下り始めると、あった!

斜面を滑り落ちないよう注意しながらマクロで近づいたけど、林床は暗くてこれが精一杯だった。

三宮へ出てビールで乾杯したのは言うまでもない。
自宅近くでヒメコウゾ(クワ科)の実が熟した。
コウゾは結実しにくく、六甲山系では自生していないそうだから、みなヒメコウゾだと理解している。少しネバネバした舌触りだが、甘くて美味しい。葉は互生。

和紙の原料コウゾの原種だけあって、樹皮は強くて千切れない。

ちなみにコウゾは、このヒメコウゾとカジノキ(クワ科)の雑種だとあり、それを見つけた人たちが和紙の原料として大いに用いたのであろう。