ここ何日か、キキョウソウやヒナギキョウ・ヒナギキョウソウを探しているのに見つからない。やっとこせキキョウソウ(キキョウ科)を見つけた。
キキョウ(キキョウ科)に似た小さな花を階段状に咲かせるので、別名をダンダンギキョウと呼ぶ。

よく見ると葉腋に2個の花を咲かせていることが分かる。右側の茶色っぽいのが開放花(残っているのはガク)で、他家受粉によって種子を形成しようとする一方、左側の緑色したのは閉鎖花であり、これは自家受粉により種子をつくる。
茎の下部に閉鎖花が多いように思えるが、2本しか無かったので間違ってる可能性も十分にある・・・
ヒナギキョウはこうして2通りの方法でもって子孫を後代へ引き継いでゆく。

さてこのキキョウ科植物の種子の散布方法である。
よ~く見ると、中央部分の細胞層が薄くなってるのが分かるだろうか(少し凹んでいるようにみえる)?
そう、この薄くなってる所の下部に小さな穴が開き、薄い細胞層はロールカーテンを巻き上げるように上方へ引き上げられる。その間から種子が外部へ転げ落ちるのだ。誠に残念だが、巻き上げられているのが見つからなかった。

これはユリ科のショウジョウバカマの実だ。もちろんこれで繁殖してゆく。

これ、同じくショウジョウバカマの根生葉だが、この葉の先っぽに、分身(不定芽と言うらしい)を生じて増える場合もある。何んとしても見つけたかったが、これも不発に終わった。

つい最近、クマノミズキの維管束を引っ張り出した写真を貼り付けた。
昨日自然保護センターの前で待機していた折、ヤマボウシ(ミズキ科)で試してみたところ、やはりこんな具合に。

その隣の(種名は分からない)木の葉でも試してみた。やはりこれでも観察できる。

もひとつ隣の木の葉(種名は分からない)でも同様だ。

丁寧に引っ張ってやれば多くの葉で、このように維管束を引っ張り出すことが可能なように思えた。