31日(月)、六甲山北斜面を中心に歩いた。気温はそこそこ上がっているのだろうが、湿度が低いとみえて日陰では、もう6月がとは思えぬすがすがしさがある。
農業を営まれてる方には悪いが、山歩きには大変楽で助かる。
神戸電鉄に乗る前に、きっとあそこのグミが食べ頃になっているだろうと、足早にそこへ向かった。
そこには相撲道場があって、もう20年ほども前の土俵開きの折には、現役だった横綱北ノ湖が若い衆を伴って来たのを知っている。
しかし都会では、相撲は忘れかけられた存在、ほとんど毎日シートを被っている。

ここに2本のグミ、ビックリグミと呼ばれるトウグミ(グミ科)があって、これはグミを思わせぬ甘さがある。もちろん近所でも評判で、なかなかおこぼれにもあずかれないのが現実だ。今年こそはと足早に・・・

噂では「鈴生り」なのだが、今年も遅かった。しかし10粒は食った。渋味は全く気にならない。種をプッと飛ばす・・・童心にかえる。
神鉄に乗って六甲の裏側へ回る。黄色くて目立った花、多分ジャケツイバラ(マメ科)だろう。ちょっと見マメ科らしくない花で戸惑った。花弁のひとつが極めて小さく、赤いスジが入っている。鋭い棘があり、写真を撮るときにもイタタ! 鋭い棘だから、蔓を引っ張る場合は要注意。葉は二回偶数羽状複葉。

おお、サルナシ(マタタビ科)の花を見つけた。
このサルナシとマタタビの花、年に一度は見ないと納得できない。サルナシ、雌雄異株でこれは雄花。圧倒的に雄株が多いようで、また何故か果実は手が届き難い距離にある。

♂と♀を比較する場合、植物でも動物でも圧倒的にキレイなのは♂であることに間違いは無い。なんでヒトのみ逆転しているのか?
その謎に迫ればノーベル賞とまではいかなくても、何らかの学術的な賞が得られるのは、これも間違い無いと笑いあった。
次はヤブウツギ(スイカズラ科) 兵庫県レッドデータランクCだとされるが、あるところにはなんぼでも咲いている。

それよりもこれ、アリマウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)が最早、花をつけている!
まだまだ(これが蕾?)これからだけど、この時期に眼に入ったのは嬉しい。
赤いのはアカメガシワの幼葉。

ちょっと高い所なので良くは分からなかったが、PCに落とすとエゴノキ(エゴノキ科)。なかなかこれも魅力的だ。

去年この実を初めて食べ、その美味しさに驚いたヤマボウシ(ミズキ科)。
食べられるとは知っていたけど、あの紅と白、そしてあの凹み具合からして毒々しいキノコを連想して口に出来なかったのだ。

もちろん各人の好みだけれど、美味しいものの順(知ってるもので)で言えば
①サルナシ ②ナガバモミジイチゴ ③イヌビワ ④ヤマボウシ だ。
そうそう忘れていた。
一昨日小野アルプスでこんな葉がいっぱい地面に広がっていた。
どうもウマノスズクサ科カンアオイ属の植物らしい。そういえばミッキーマウスの面影がある・・・
