六甲山自然案内人の会というのがあって、年間を通し定期的に観察会が催されている。
去年参加した「水無滝」もその会の主催であったように記憶しているが、とにかく事前予約無しに
参加できるのが大変有難い(誠に勝手な言い分だが)。14日(日)、天井川源流での観察会に参加
させてもらった。
集合場所は山陽電鉄月見山駅。 次から次へと集まって・・・ 後で聞いたところによれば会員が21名、
私のようなビジターが50名の総勢70名だと。自然観察は今やブームである。


須磨名水の森 こんな場所を歩くのはもちろん初めて。
案内図により、横尾山辺りから流れ出た天井川の源流に近いことが分かる。


実に色々なことを教えて頂いた。これ、ノグルミ(クルミ科)の果穂で、ナイフで切ってみると小さな実
(周辺に白く写っている)が入っていた。




天井川はここで右俣と左俣に分かれるようで、我々は左俣を遡った。


皆さん大変熱心、あちこちでこんな光景がみられる。しかし何分大勢の人数、案内人さんの説明が十分に
聴き取れないのは如何にも残念だ。


オオバイノモトソウ(イノモトソウ科) どこにでもあるシダ植物だが、そこまで私の頭脳は回らぬ
ままだった。上部の中軸に翼があれば近縁のイノモトソウだと教えられたけど、すぐ忘れそう。
「井の許草」 なるほど、水分の多い井戸の近くに生育するか。。。


天皇の池と名付けられている。武庫離宮(現須磨離宮公園)へ良質の水を供給するため、天井川を堰き止めて
できた池だと。川水のみでなく湧水もあるという。


この池のすぐ上にあった「須磨の銘水」 その水質は六甲山系でも第一級だそうで、飲んだ。
さらにこの上方には「須磨の秘水」が地図に示されているが、道の状態が悪いらしくて立ち寄れなかった。


スミレは苦手。全部「スミレ」で済ませてきた。このタチツボスミレ(スミレ科)にはくし状に深く裂けた托葉
があって見分け易いそうだ。 よっしゃ~、ひとつ覚えた。


ヒサカキは雌雄異株で雄花と雌花。これは珍しい、両性花だ。


以前からこのリョウブ(リョウブ科)の株立ちには気付いていた。根が浅くて倒れ易く、それを防ぐための
令法の知恵、納得だ。もひとつ、樹は樹皮を剥がしているがなんの為か?病原菌や害虫を捨てていると。


離宮公園のショウブ池(?)の傍をスタスタ歩いていると、迷彩色の布の奥から10本以上もの望遠レンズが
私を睨んでいる!! 一体何事か?! 何羽かのカワセミが。思わず「済みません」と謝った。


このほかにも学んだことは沢山ある。案内人の方から、何も慌てる必要はない、雰囲気をつかめばいいんだ
とアドバイスも頂いた。