兵庫県庁の南側に建つ県公館は、迎賓館部分と県政資料館部分から成っており、その名は知っていたし、建物
の前は何度も行き来している。ただ、公館とか迎賓といった呼称から、私のような一般庶民には縁の無い存在
だと思い込んでいた。その迎賓館が一般公開されると知り出掛けた。もちろん徒歩で。
最近、歩道を平気で自転車に乗って走る人が気になって仕方がない。しかも結構スピードを出している。
全国的にみれば、相当数の事故が起こっていることと思う。神戸大学医学部附属病院南側ではこのように、
車道・自転車道・歩道に区分された、贅沢?な道が整備されている。


迎賓館北入口 石造りの立派な洋風建築物だ。


メインは3階と聞き直行する。第1会議室。何か体育関係の会議が催されるようで、準備が整っていた。
ボランティアさんによれば、日時さえ合えば我々でも借用出来るそうで驚いていると、
県のものは県民のものだと諭され、我が脳味噌の硬直を思い知った。


屋上庭園 春には色々な花を植えるそうで大変綺麗だという。 屋根は「うろこ」噴水は「真珠貝」






廊下は大変明るい回廊式で、蛍光灯を用いないのは美術品を照明焼けから守るためだそうだ。


3階南側のロビーに掛けられたタペストリー 小磯良平画伯のものを西陣で織り上げてあり、明治35年当時
のメリケン波止場をイメージした絵であると説明板にあった。


特別室 マホガニーが重厚だ。


絨毯の柄は県花のじぎく。 さてこの特別室の隣が、主として皇室関係者を通す貴賓室で、全体がケヤキで
おおわれた、マホガニーとは違った明るさをもつ部屋だ。さすが立ち入りは許されないが、スナップ写真程度
ならOKと聞いていたので、身をのりだして2枚撮った。ところがである、全く写っておらぬではないか!
あの部屋だけには何か、仕掛けがある? もう一度挑戦したくなっている。


2階の資料館を覗くと、明治35年に完成し、昭和20年に戦災で消失した県本庁舎の模型があった。
これって凄い建造物、戦争は全てを灰燼に帰してしまう。

