ついこの前知人から、街路樹には落葉樹が多く用いられてるのは何故だとの質問を受けた。

まず頭に浮かんだのは、街路樹は乾燥に強くなければならない。だから冬に葉を落とす落葉樹は葉からの

蒸散作用が中断されるので、多くの水を必要としない。。。と答えておいた。もちろん多分を付けて。

7日(月)、天気も良いので朝から街中の街路樹観察に出かけた。


昔、街中の川べりには、こんなシダレヤナギ(ヤナギ科)がよく植わっていたのに、最近では殆んど見かけ

ない。お化けは決まってこの柳の下に現われたものだが。
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2~3時間歩いただけで11種の街路樹を見た。その中で最も多いのはケヤキ(ニレ科)である。

ケヤキは強い剪定にも耐えるのであろう、こんなになっているのも多い。
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プラタナスも強剪定に耐える樹で、毎年こんな姿になる。
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ハナミズキ(ミズキ科)は乾燥に強いとは思えないが、これも街路樹として用いられている。
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イチョウ(イチョウ科)も強力な剪定。街路樹は剪定に強い耐性をもつものでないと勤まらないことが分かる。
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コブシやタイサンボク(モクレン科)もあり、これらは春に真っ白な花をつけて美しい。
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街路樹がおかれる環境は極めて厳しい。狭い場所に固い土、行き交う自動車。
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これ以外に見たのはクスノキ(クスノキ科)・サクラ(バラ科)・モミジバフウ(マンサク科)・

クロガネモチ(モチノキ科)で、常緑樹はクスノキ・クロガネモチ・タイサンボクであった。

そして気付いたのは、乾燥・剪定・排気ガス・病害虫などに比較的強いのみでなく、景観が重視されている

らしいことである。サクラなどのように決して剪定には向かないものも多いことがその証明になる。

夏には緑陰、冬には日だまりを提供し、秋には美しく色づく・・・それこそ落葉樹なんだ。

よって私の知人への答えは撤回せねばならない。