普通に存在しているウルシ科の植物と言えば、ツタウルシ・ヤマウルシ・ウルシ・ヌルデ・ハゼノキ・
ヤマハゼの6種だと信じていたのですが、ウルシというのは漆の採取を目的に栽培されるもので、自生はして
いないことを知りました。あとの5種のうち、ツタウルシはその名の通りツタ状に這い上がるのだから見分けは
簡単、ヌルデは葉軸に翼が形成されるので、これも見分けは難しくありません。残るヤマウルシ・ハゼノキ・
ヤマハゼを確実に知ってやろうと8日(火)、六甲山自然保護センター周辺を歩きましたが、六甲山ホテル
コース&KGC~みよし観音コースでは残念ながら、上手くいきませんでした。


ツタウルシは何箇所かで見つけました。桧(杉だったかな?)に這い上がるもの、石垣にへばりついてるもの。
葉は典型的な3出複葉で互生。ウルシ科の中では最もかぶれやすいのがコレ。軍手を忘れたので葉に触れるの、
遠慮しました。

茎から気根を出して、ガッシリ食らい付いています。葉は卵型に近く全縁です。

これ、ハゼノキでしょうか? ハゼノキもヤマウルシもヤマハゼも、葉はみんな奇数羽状複葉であり、小葉も
似たような数ですから、葉の形とか毛の有無とか鋸歯とかで見分ける必要があるんですよね。
葉は披針形で無毛(触るとツルツルしている)、鋸歯は無し、葉の先は長く尖るとくればハゼノキのはずなんで
すが・・・

困ったのはこれです。葉に触れるとフワフワ感があり、肉眼では見えないような、短い毛が生えているような
感じがし、卵形を少し伸ばしたような形の葉です。ヤマハゼの葉は全縁であると図鑑に書いてあるけど、よく
見ると少数の鋸歯がある。。。ならばヤマウルシか? 分かりません!
もひとつ気付いたのは、これらの小葉は結構落ちやすいことです。小葉5対?と思っても良く見ると葉が落ちた
跡が残っていることもしばしばでした。