街中でも、ちょっとした空地があれば侵入してくる蔓性植物、それはヤブガラシとノブドウです。

ヤブガラシの場合、多くは3倍体で実を結びませんから口にすることは稀。いっぽうノブドウは果実も一定

大きく、口にした経験ある人は少なくないと思えます。実は先だっての観察会の折、「ノブドウに毒がある

訳じゃないですよ」と聞いていたので今日、齧ってみましたよ。 な、なんという悪味! 止めといた方が

いいですよ。

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藪枯らし、その名の通り葉と対生する巻きひげをもった強靭な蔓を勢い良く伸ばし、草木を多い尽くし、場合に

よってはそれらを枯死させる繁殖力をもつ多年草です。この場所、年2回は必ず草刈りが入るのに、フェンスは

隠れてしまっています。根は地中深くへ潜っていて、根絶は難しいのです。花は4mm程度と小さく、普通は

見逃してしまいます。

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右端の花が一番分かり易いのですが、下方に反り返っている緑色の4枚が花弁で、雄しべも4本ですね。

花弁と雄しべは開花半日ほどで散り落ちて、1本の雌しべだけが残ります。オレンジ色(本当はもっと鮮やか)

の花托は多量の蜜を分泌するようで、何種もの虫たちが集まってきます。

雄しべが早々に落ちるのは、自家受粉を避ける仕組みなんでしょうか?

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艶のあるオレンジ色の花托は艶の無いピンクに変わり、花期を終えます。左の方のがそれです。


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空地などでよく見かけるノブドウ。蔓性の落葉低木で今時分、さまざまな色を呈してきます。

実は特徴があるので目に付き易いのですが、花となると見た人は案外少ないと思えます。何故なら大変小さい

上に、花に色が無い(やや黄色みを帯びた緑)のです。

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残念、花弁や雄しべの付いてる花は既に無くなってます。ノブドウの花弁は5、雄しべも5で、ヤブガラシ同様

早々に両者とも落ちてしまうのです。ただ花托はそれ以降も蜜を出し続けるとみえ、蟻がたくさん集まって

いました。(ノブドウの場合も、緑の花弁は外側へと反り返っていて、ヤブガラシに良く似ています)