さあ次は ③閉じ込め方式 による捕虫へと進みましょう。

男の子は平気で面白そうに、③の代表的な植物であるハエトリソウが素早く閉じる様子に喚声をあげてますが、

女の子はこわごわ一歩下がって、お母さんの服をキュッと掴んでの観察です。

③の代表選手はハエトリソウとムジナモですけど、残念ながら日本ではムジナモは全滅してしまったそうです。

水質の悪化でしょうね。

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では初めに「ビーナスのまぶた」と称されるハエトリソウを観てみましょう。

ほんと、若い女性が着けるあの「マツゲ」が連想されます。二枚貝のような捕虫器官が虫を閉じ込め、押し潰した

あと消化酵素で分解吸収するのです。ハエトリソウ、粘着液は分泌しませんが分類上ではモウセンゴケ科に

属しているそうです。

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何とか写って。。と願いつつシャッター押しましたが残念、やはり無理、写ってません。実は二枚貝に見える

貝殻の内側、つまり赤っぽい部分に3本づつ(合計6本)毛が生えてるのす。この毛を感覚毛と呼び、これに

昆虫が触れると活動電位が生じて貝が閉じる仕組み。貝が閉じるスピードは1秒程度で、植物としては素早い

運動と言えるでしょう。

さてさて。。。シャープペンシルの先で感覚毛の1本に刺激を与えてみました、貝は閉じません。

数秒おいてもう一度感覚毛に触れると、貝はスッと閉じました。

このシステムは・・・? 土居先生の説明によると、最初の刺激で閉じると虫の一部分しか掴めない可能性が

高いので、もっと中央部分へ歩ませてから閉じた方が効率的だと。これまた凄い知恵ですね。

では1回目の刺激(信号)は何処で記憶してるのでしょう? それはまだ解明されていないそうですよ。

Mちゃん、勉強してハエトリソウの知恵を探ってみては?

ハエトリソウ、一度閉じると10時間は開かないそうで、いかに沢山のエネルギーを使って捕虫しているかを

うかがい知ることが出来ます。一方ひとつの捕虫器官が虫を捕らえるのは3~4回が限界なんだそうです。

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ムジナモ  ムジナとはアナグマ(場合によりタヌキを指す場合も)のこと、ムジナの尻尾に似てるからそう

呼ぶそうで、葉のあちこちに二枚貝に似た器官をもっており、水中の微小な動物を捕らえるのです。