



写真\木の葉の葉脈は、中脈の下部から左右へ伸びる支脈がよく発達しており、三行脈と呼ばれます。
写真△海了姐毀の分岐点に小さな膨らみが見えますが、これをダニ部屋(ダニ室とも)と呼び、この中にフシダニというダニが生息しているのです。クスノキからは防虫効果の高い樟脳が採れるのにこのダニは、ショウノウが無いと生きてゆけない動物なんだそうです。このフシダニはクスノキにとっては無害で、クスノキはこのダニのためにダニ部屋を用意してやってるんだという研究(東京工業大学の研究室)があります。なんのためにダニを住まわせているのかと言えば、クスノキにとって有害なダニが取り付くのを防ぐ役割を担っているからです。
写真はダニ部屋を葉の裏側から見たようすです。ダニが潜り込んだ痕でしょうか・・・
東京工大研究室の考え方に対しダニ部屋は、フシダニが侵入した結果できたチュウエイ(虫コブ)なんだという反論もあります。何故ならダニに感染しないような環境でクスノキを育てると、ダニ部屋が形成されないといった実験結果があるらしいのですね。
もちろんこれに対する別な考察もいくつかあるようで、私ごとき素人がとやかく言う筋合いでないものの、ショウノウという強力な武器を所有しつつ、クスノキも苦戦している様子がうかがえて楽しいのです。
ぅスノキの幼葉 ダニ部屋を用意しているのか、すでに感染しているのか。。。