最近、お局女帝のターゲットにされている山川さん、完全に怯えきっている。
女帝『勤務、いつまで?』
山川さん『まだ決まっていません。
会社からも後任が決まるまでは辞めないでほしいと言われています』
山川さんは、仕事が好きだし、退職後の不安もあるから本当は辞めたくない。
『私のことを辞めさせたいみたい』
と、悲しそうだった。
女帝の攻撃がひどくなり、自分のせいで職場の雰囲気が悪くなっていると自己嫌悪に陥っている。
その日は山川さんが休みだった。
定時後、女帝がみんなに聞こえるように話し始めた。
『明日の忘年会だけど、山川さんの送別会も一緒にやろうよ』
『じゃあ柴田くん、1人500円ずつ集めてね。
花?ケーキ?
なんか適当に形に残らないものを渡しとけばいいんじゃない?』
え、待って。
なんで?
まだ山川さんは辞めるって決まってない。
怖くて震えてきた。
急いで帰る支度をして、その場から逃げようとした。
『藤井さん、帰る前に500円払ってね』
お金を払って会社を飛び出した。
怖くて動悸が始まった。
これって、いじめだ。
どうしよう。
お金を払ってしまった。
いじめに加担しているような気持ちになった。
パニック。
まだ退職が決まっていないのに送別会をされてしまったら、山川さんはどうなる?
止めなきゃ。
絶対に。
見て見ぬふりなんてしたくない。
気が付いたら上司に電話をしていた。
私『まだ退職が決まってないのに、送別会が行われようとしています。
これって、いじめだと思います。
山川さんが出席すると傷ついちゃうと思います。
どうにか止めてほしいです』
上司『わかった。
今日は遅いから、明日相談してみる』
言えた。
よかった。
でも、女帝を怒らせてしまうだろう。
怖い。
女帝は仕事が早い。
段取りも指示も素早い。
周りに考える隙を与えない。
恐ろしい。
本当に送別会を中止することができるだろうか。
お願い。