ストーマがある時は、怖くて食べられないものがたくさんあった。


きのこ類、海藻類、豆やコーンなど。


細かく刻むか、よく噛んで食べれば大丈夫とは言われていたが避けていた。


ストーマの出口に食べ物が詰まると、排泄できなくなることがあるそうだ。

入院中に看護師からその話を聞いて、怖くなっていた。


ストーマがあると、排泄量が多いので脱水になりやすい。

だから、水分を多めに取るようにしていた。

日に何杯も水を飲んでいたので、今でも習慣になってしまっている。


口にするものは、ついつい消化に良いものばかりを選んでしまう。


『食べたいものは食べたい時にどんどん食べてください』

先生からも、できるだけ量を摂るように言われている。


今は、なんでも好きなものが食べられる。

だから、たくさん食べたい。


わかってはいるが、なかなか習慣は変えられない。

しばらくの間、食べることに神経質になりすぎていたからだろう。


たくさん食べて、たくさん動く。

これができれば、体調は随分回復するのだろう。

こんなに簡単なことが、なぜかできない。



時々の散歩。

太陽の光を感じるだけで、なんだかうれしい。

今日は青空で、うれしい。


まだ、良いことを見つける気力が残っているようだ。

よかった。