年が明けて帰省した。


毎年、盆と正月は親族集合して宴会。


病気のことで、必要以上に心配をかけたくない。

でもそれ以上に、親族の集まりに参加したくない理由がある。


お酒が入ると、病院への責任追及はどうなっているのか、という話になる。


なかなか回復しない私の体調を心配してくれている。

理解はできる。

でももういい。


『べつに誰が悪いとかじゃないから』


みんなに元気だと思われたくて、頑張って飲んだ。

久しぶりの深酒。


元気な時なら平気な出来事も、今の私にとっては受け止めるのが難しいことも多い。

打たれ弱すぎて辛い。


タクシーを呼び、夫と実家を脱出。

ホテルを予約していて正解だった。


シャワーを済ませ眠ろうとしたが、結局外が明るくなるまで覚醒したままだった。

忘れていた嫌な思い出がどんどん頭に浮かんでくる。


酔っていたので、ぐっすり眠れると思っていたが、神経過敏状態だった。


夫の寝返りや、遠くから聞こえる微かな音が気になって仕方がなかった。


安定剤を飲み、動悸が落ち着くのを待った。


うとうとし始めて、悪夢を見る。

これを何度か繰り返した。

寒いのに汗をかき、呼吸は苦しい。


現実に体験しているような鮮明な悪夢。


死ぬかもしれない。

殺されるかもしれない。

フラッシュバック。

頭が痛い。


気が付いたらお昼すぎ。

ぐったりと疲れきっていた。

今度こそ眠ろう。


母から電話。

出るのをやめた。


行きたくない。

ベッドから出られない。


誰にも会いたくない。


でもみんなに心配されるし、せっかく集まってるから行かなくちゃ。


『今日はもう行かなくてもいいんじゃない?』

夫の一言で、義務感から解放された。


体調不良を理由に2日目の宴会は欠席した。


薬を飲み、また眠った。


結局、1日中ベッドで過ごした。


精神疾患って辛い。

改めて痛感した。

当たり前にできていたことができなくなっていく。

怖い。


もう誰にも会いたくない。

帰省はやめておけばよかった。



今年最初の良いことは、1日の夕日がきれいだったこと。

少しずつでも前に進めますように。