退院の報告と、仕事復帰のタイミングを相談する為に、会社へ連絡した。


上司『無理せず、ゆっくりでいいよ。

落ち着くまで時短でも構わないから』

私『ありがとうございます』


先生には【1ヶ月療養を要すると】診断書に書いてもらっていた。

1週間休んで、しばらくは時短勤務をさせてもらうことにした。


上司『会議で、うちの支店に多機能トイレを設置するための、改装を提案したよ。

藤井のことがあって、色々調べてみたんだけど。

多機能トイレって、あんまりないんだね』

私『すごいですね。

私は練習したので、普通のトイレでも大丈夫でしたよ。

でも、あった方が良いと思います』

上司『大変だったでしょ?

今後、藤井みたいに困る人が出てきたらいけないからね。

早めに動こうと思ってる』


予想外の良い知らせ。

すごく驚いたし、感動した。


社会貢献に積極的な企業なので、取り組みやすい案件でもあるのだろう。


私自身も、ストーマになって初めて、多機能トイレのありがたさを知った。

それと同時に、設置場所の少なさも実感した。

見た目ではわからない病気の人が使いにくい現実もある。


会社の中にも、本当は多機能トイレを必要としている人がいるかもしれない。

困っている人のために、そう考えてもらうきっかけになれたのなら、すごくうれしい。