入院してからずっと、耳の違和感と頭痛に悩まされていた。

飛行機に乗っている時のような、耳がふさがった感じがしていた。

耳鳴りがしたり、自分の声や心臓の音が大きく聞こえて、しんどい。


あくびをしたり、鼻をつまんだり、唾を飲んだり、色々と試してみたが、すぐに元に戻った。

耳の症状と関連しているのか、頭痛も続いていた。


先生や看護師に症状を伝えたら、外来を受診させてもらえることになった。


パジャマのまま、耳鼻科の外来へ行った。


女性の先生。

体重が急激に減少したことにより、耳管開放症を起こしているそうだ。


女医『もういいですか?』

とても冷たくて、怖くて、すごく緊張した。

聞きたいことはあったが、声が出なかった。

最後まで目が合うこともなかった。


夕方、研修医の山中先生が部屋に来た。

私が耳鼻科で聞けなかったことを、代わりに問い合わせてくれた。

『何かあったら、僕が聞くので大丈夫ですよ。

しばらく様子を見て、症状が続くようでしたら、また診てもらいましょうね』


前屈位や、横になると症状が治まる。

姿勢を元に戻すと症状が出る。

これを繰り返した。 


頭痛については、また後日、内科を受診させてくれることになった。