週に1回の体重測定。

早朝に看護師が、ベッドの真横に体重計を置く。

3回目の測定時点で、入院時より10kg減っていた。


こんなに急に痩せて大丈夫なのか。

不安になった。


毎日同じ病食。

頑張って食べても、2割か3割。

点滴はなし。

フルーツは色々なものが出たので、楽しみだった。


私は、あるフルーツのアレルギーを持っている。

そのフルーツが昼食に出た。

病食のトレーにカードが置かれており、それにはアレルギー食品名も書かれている。


食べなければ済む話だが、念のため、下膳に来た看護師に伝えておこうと思った。

『アレルギー食品を患者さんに出すなんて、絶対にあってはいけないことです。

食べてませんよね?

すみません』

と、急いで部屋を出ていった。


しばらくして、慌てて栄養士が謝罪にきた。

できれば会いたくなかった。


そんなことよりも、毎日同じメニューを出していることを問いたかった。

食事を見直すと言って2週間。

メニューは変わらず、同じものが出てくる。

内容が変われば、食欲が湧くかもしれないと期待していたが、相変わらずだった。


朝は食パン

昼のおかずは具なし茶碗蒸しのみ

夜のおかずは温泉たまごのみ


『どうして食べられないんでしょうね?

もう少し頑張って食べられませんか?』

と毎日聞かれる身にもなってほしい。

全く理解できない。

不信感が募る。

このまま死んじゃうんじゃないか、と不安で仕方なかった。