ずっと生理痛がひどかった。

2年くらい前から痛みが増して、だんだん我慢できなくなっていた。

急な激痛で、夜中に痛みで目が覚めたり、立っていられなくなることもあった。

仕事への影響も出てきたので、近所の婦人科、宮原クリニックを受診した。

診察をして、鎮痛剤で様子を見ることになった。


生理が近づいてきたら、また激痛。

鎮痛剤を飲みながら我慢したが、もう限界だと思い、また宮原クリニックを受診した。

婦人科の年配院長に内科の受診を勧められた。

『子宮ではないと思う』と。


あまりにも強い痛みが続いて、危機感を感じていたので、すぐに上田消化器内科を受診した。

そこでは、レントゲンやCT、大腸カメラなど、色々な検査をしてもらえた。

婦人科から内科を受診するようにと言われて来たことを伝えていたので、内科の先生は言いにくそうに、痛みの原因は卵巣ではないかと。

腸は異常なし。

『婦人科でエコーをしたなら、見えていると思いますが』と。


内科の検査結果を持って、また同じ婦人科を受診をした。

『この前まで何もなかったけどね』と言われ、唖然とした。

その日から、ホルモン剤のディナゲストを1日1錠服用することになった。

朝か夜か、どちらか飲むようにとのことだった。

3ヶ月くらいディナゲストを飲んだが、痛みは治らなかった。

近所で通える婦人科が宮原クリニックしかなく、年配のベテラン先生の言うことを信じるしかなかった。


夫の仕事の都合で引っ越すことになった。

病院を変えたかったので、好都合だった。


宮原クリニックの院長に、その地域では大学病院の次くらいの規模の総合病院へ紹介状を書いてほしいと頼んだ。

しかし、大きい病院は通いにくいからという理由で、先生の知り合いのクリニックへ紹介された。


痛む頻度や痛みが増したので、早めに紹介された北山クリニックへ行った。

年配の院長先生の受診に抵抗があったので、大学病院からの若い応援医師の外来当番日に受診した。

最初の先生の対応への不信感もあり、年配の先生は自分でどうにか対応しようとしたり、思い込みで診察されてしまうのではないかと不安になっていた。

だから、1人の先生だけで判断されないように、敢えて若い先生を選んだ。


『卵巣に腫瘍があります。すぐに大きい病院で診てもらった方が良いです』と紹介状が出た。

元々行きたかった希望通りの石橋病院へ行けることになった。

腫瘍という言葉に驚いたが、ちゃんと診てもらえたことに安堵した。

同時に数ヶ月通った宮原クリニックへの怒りも込み上げてきた。