ハロウィンは、
今やもうほとんど日本に定着したと言ってもいいほど。
しかし、
一体そのハロウィーンとは何なのか？
一言で言うと、
キリスト教の「万聖節」の前夜祭の事。
万聖節とは亡き聖人たちを祭るカトリックの行事で、
ちょうど日本のお盆のように死者の魂がこの世に戻ってくる日だ。
11月1日がキリスト教の万聖節になり、
それを祝う前夜祭から２日まで、
正確には10月31日～11月2日を
ハロウィンと呼ばれている。
12月24日が、クリスマスイヴのように
10月31日はハロウィンイブと考えるとわかり易い。
「All Hallow's Eve」が「Halloween」と呼び方が
変わったものだ。
では何故、仮装をするのか？
ハロウィーンは日本のお盆のように、
死者の魂があの世からこの世にやってくる日だが、
死者の魂だけでなく魔物もこの世にやってきる。
これらの魔物が人間に取り付き、
あの世へ連れて行こうとするので、
お化けの格好をして魔物の仲間だと思わせて、
魔物に魂を取れるのを防ぐらしい。
また、
この世に出てきた魔物たちが、
この世の人間の怖い姿を見て驚き怖くなり逃げていってしまうという説もあるようだ。