韓国在住、webライター、元看護師の香奈美です。
今は結婚して韓国に来てますが、
日本では看護師として産婦人科で勤務していました。
産婦人科に配属されたら助産師になろうって
思ったのに、
結局看護師としてずっと働きました。
その当時、直接お産を取り上げないだけで
全て助産師と同じ業務をしていたので、
また学校に通うのは・・・って躊躇していたんです。
↑(産婦人科看護師あるあるかなと思うのですが。)
何よりもキャリアと結婚で悩んでいた時期でした・・。
今思うと、なぜあのとき日本で助産師目指さなかったの?って
昔の私に言いたいです。
助産師の道を行っていたら
子どもたちには会えていないと思うので
意味がありましたが…。
夢は叶えるものと思いたち、
韓国で助産師になる方法について
調べてみました。
もし韓国に住んでいたり、韓国に住む予定の助産師さんが
いればチェックしてみてほしいです。
もし外国で助産師の免許を持っていれば、
韓国で国家試験を受けれます。
(その前に国家試験受験資格をもらうために、
書類の提出が必要)
看護師の免許取得→助産過程という流れです。
ただ、日本のように助産師過程を勉強できる学校がなくて、
医療機関で助産師の教育を受けます。
1年間の助産教育を経て
国家試験を受けれるようです。
ただ、助産教育を受ける施設がめちゃ少ない!
大韓助産協会によると4施設!!
ソウル2件、テジョン、アンドン1件ずつ。
低出生という問題で
分娩件数も少ない。
月に100件以上ないと助産師教育施設から
脱落してしまうみたい。
助産師になる人も年間10人前後。
看護師からなろうと思ったら、
かなり狭い道。
母性専門看護師もない!
精神や老人、小児、感染管理などの
専門看護師養成コースはあるけれど
母性はなかったです。
韓国での助産師は、
助産院で働いて自然分娩のケアを
行っている方がほとんど。
私が出産した病院では
助産師に一人会うことができましたが…
総合病院で1/3以上の助産師が必要と
定められていますが、
だいたい分娩室のリーダーとして
勤務しているようです。
助産師の免許を取ったところで
就職が安定しているのかは微妙な感じですね。
フリーランス助産師として働くのが魅力的な気がします♪