こんにちは。
キャリアコンサルタントの吉田です。
もう2年以上前の話ですが、塾の保護者面談での話です。その親子との初めての三者面談です。
ご家庭の方から三者面談を希望してきたので、何か相談事でもあるのかと思っていました。
面談ブースにご案内しながら、理由がわかりました。お父様は耳が不自由で、言葉もほとんど話せない方でした。なんと中3の女子生徒が手話で同時通訳しながらの三者面談です。
最近の模試の結果や授業での様子を、生徒本人が隣のお父様に手話で伝えます。現状の厳しい点数や今後の受験対策など難しいような内容もしっかり伝えてくれています。
普段から当たり前のように、お父様をサポートしているのがわかります。聞くと、その生徒は寝るのが12時過ぎとのことです。何をそんなに頑張っているのかと思いましたが、家事の一部や弟妹の世話をするのも彼女の仕事らしいです。
現状の成績をもとに、冬期講習のプランを提案しました。私は、手話は全然わかりませんが、二人のやり取りを見て「おまえが受けたいんだったら受ければいいよ」と言ってることくらいは伝わります。
結果的にこちらの提案通りのプランで冬期講習を申し込んでもらいました。お父様には手話通訳を通じて「前任の教室長と同じようにしっかりと分析、提案してくれるので安心しました」と言っていただきました。
私が勇気づけられてどうするんだ?というエピソードでしたが、心から尊敬できるご家庭です。
彼女が最後に教えてくれた「手話の同時通訳者になるのが夢」ホントに叶えばいいです。