『キース・ヴァン・ドンゲン』フォーヴィズムからレザネフォル/ロマンティック・ファッション | 花の東京お散歩日記

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【7月13日(月曜日)】

My hormones racing at the speed of 

Sushi-go-round!w笑ううさぎ花


久しぶりにドーパミンが噴出するような

出来事に遭遇したかも

Meditationはかくも刺激的也。

 フォーヴィズムからレザネフォル』

今回、全ての作品が
キース・ヴァン・ドンゲン、オンリーで

1905年頃、当時の妻と子供であった
母と子の絵が切なくて
その後、パリの社交界で
肖像画家として人気を博し
3度目かの結婚の後の子供の絵を見ると
人工的なネオンカラーの時代の絵が特に好み
《ターバンの女》には
どこか見覚えがあると思ったら
国立西洋美術館所蔵作品だったから
こちら《カジノのホール》は
今回の出展はなかったけれど
同じく西洋美術館所蔵だった筈
今回特にお写真なし、と言うか忘れていた。

本日のお散歩:

パナソニック汐留美術館から程近い
浜離宮恩賜庭園
欅の木の下で
今年お初の蝉時雨を浴びると
もうすっかり夏の気分
今日の読書:


『20世紀初頭の

ロマンティック・ファッション』 

ベル・エポックからアール・ヌーヴォー、

アール・デコまでの流行文化史

《青の竜舌蘭》アオノリュウゼツランに
花の蕾がもうすぐ開花しそう
お花畑は季節外れの秋桜がぽつりと
黄色い女郎花(オミナエシ)
伽羅伽羅と、遠くからでもよく響いて来る
休憩所の風鈴の音
散歩の愉しみー


20世紀初頭のパリ(を含むヨーロッパ全域)は

不思議な事に❔

建築物やファッションの美しさとは正反対に

道路や上下水道の設備が荒廃していて


(理由は推測出来るけれど公言出来ない秘密)

代わりに台頭してきた百貨店の

整備されたパサージュを

人々は、特にブルジョワやボヘミアン達が

恍惚として然したる目的もなく

漫ろ歩いた。

だからフランスには

フラヌールFlaneurという言葉がある程で

日本語に訳すと遊歩者という意味らしいが

散策者もしくはアーティストも指しており

かつてのパリでは、芸術家、詩人の多くが

フラヌールだった。

私もフラヌールのように、街を庭を

優雅に夢見るように、漫ろ歩いていたい。

お伝い橋を通って
中島の御茶屋で一服

一方、日本の
和風お散歩道はとても瞑想的。

フランスがフラヌールなら
日本では、と言うか私的
和風散歩は

夢浪漫散歩(ユメロマン/サンポ)
とでも勝手に呼ぼう。wニコニコスター
昔、バスロマンとかいうCFなかった⁉️

曇り空に涼しい潮風が
潮入の池の水面を波々と渡って来る。

小魚の跳ねる閃き、水の音

3羽の軽鴨が連なって泳ぎ過ぎてゆき。
こちらでも、飲む点滴
氷を浮かべた甘酒をいただきながら。
かつての将軍達が
田舎暮らしを楽しむ為の小屋を見通し
庭園内はまるで孔雀の羽根のような
松の木が沢山
今回、鷹の御茶屋に初めて入る。

気分は将軍⁉️





江戸時代の鷹の部屋
あっ、鷹がいる!
人形だけど、人形じゃない。🦅w
燕の御茶屋

松の御茶屋
この、月に朧窓が気になって。