本日は前回の記事の続き💐
ご法事のお花についてのご紹介です!
今回は『花材のリクエスト』について。
当霊園ではご法事のお花手配において、
「故人が好きだったお花を入れてほしい…」
そんなお声にもお応えしております!
今回は、『胡蝶蘭を入れて欲しい』とのリクエストをいただいた時のケースをご紹介いたします✨
例①
この時は施主様のお父様の一周忌法要で、
施主様より胡蝶蘭のリクエストをいただきました。
胡蝶蘭、学名の「ファレノプシス」で花市場では流通しております。
言わずと知れた、厳粛で高貴な印象の美しい蘭の花です!
胡蝶蘭を入れて欲しいとのリクエストをいただいた場合、ご予算は『3万円』でご案内させていただいております❁
ファレノプシスは花の卸業者さんから農家さんに直接手配していただくため、入荷される花のサイズや規格がその時々で変わります。
なので、大きな花が入ってきた場合は4つの花筒に組花をお入れする形となります。
小さな花が入荷された場合は、状況により5つの花筒にコーディネートさせていただきます💐
こちらの写真のケースでは、大輪のファレノプシスが入荷されたため、大輪をシンプルに生かし、
マロン色のシンビジウム(別種の蘭の花です)との組み合わせで荘厳な雰囲気の送り花となりました。
シンプルな配色に、かすみ草の華やかさを添えて。
高価なお花のリクエストの場合、市場の状況により組める対花の数に変動がありますことをご了承いただけましたら幸いです🙇🏻♀️
※もし蘭の花のリクエスト+5つ全ての花筒に、とのご要望がございましたら、ご予算3〜4万円となり、ご法事前日のお花代のご案内となる旨をご了解くださいませ。
例②
この日はお母様の七回忌、お父様の三回忌のご法要で、胡蝶蘭とユリ、淡い色のシンビジウムのリクエストでした。
ご予算は同じく3万円。
この日は淡いピンクのシンビジウムが入荷され、
胡蝶蘭も小〜中輪のものが入荷されました。
そのため、5つの花筒すべてにブーケをお入れしています❁
礼拝堂の照明を付けた時のお写真がこちら💡
蘭の花のドラマチックさがより際立ちます!
施主様にもお喜びいただけて、お写真も沢山お撮りいただきました✨
この日は淡い色のリクエストでしたので、
この日、私が花担当になって初めて手にする蘭の花には、季節の枝物を合わせようと決めておりました。
合わせたのはシーズン真っ最中の雪柳と、丁度これから季節を迎える桜の花🌸
ご法事の日に綺麗に咲いた花を合わせられるよう、事前に開花調整を行いました。
(桜の開花調整についての記事はこちら👇)
桜と雪柳の花と枝ぶりは、可愛らしいピンク×黄緑配色の洋菊ロサーノシャルロッテや、白や淡ピンクのガーベラともよく合います。
可愛らしい淡い色合いの中に、グレイッシュなユーカリと、渋いワインレッドのドラセナが全体を落ち着いたトーンに揃え、雪柳・桜の枝、蘭の茎とも調和が取れます。
直線のラインが美しいカラーも、蘭の高貴な雰囲気に合わせています❁
様々な花材の組み合わせがまるで物語を織りなすように。
故人様方とのご法事のお時間を、心穏やかに過ごしていただけるような送り花を目指しました。
以上、今回は花材のリクエストについてのご紹介でした。
蘭の花の場合は30000円からのご案内となりますが、
ユリ、トルコ桔梗などの定番花材は、ご予算約5000〜6000円から承ります!※市場の状況により価格決定いたします。
ヒマワリ、桜、ダリアなどの季節のお花は、手配可能な季節の場合で、時期によってご予算が変わります🌻
まずは一度管理事務所まで、お気軽にご相談くださいませ!
※花材のリクエストは、可能な限りお応えできるよう慎重に手配を行っておりますが、
花市場の状況によりやむを得ない場合は代替花材を使用させていただくことがあります。予めご了承くださいませ。
花のご法事シリーズ、次回は『送り花の札名について』、つまり参列者の皆様がお名前を添えて、供養花を出される場合についてご紹介いたします!
ご法事についてのご相談は管理事務所まで💐
フラワーメモリアル国立府中
042-360-1451(水曜定休)