10月2日の誕生花と花言葉は、杏子[アンズ](乙女のはにかみ・遠慮・気後れ・誘惑・慎み深さ)、風船唐棉[フウセントウワタ](逆境と繁栄)、コリウス(乙女のはにかみ・誘惑・慎み深さ)、ヘレニウム(絶望の恋・善良な家風・恋の望み)、リンドウ(寛容な心・派手)等々があります。今回は、黄花コスモスを取り上げます。花言葉は、「野性的な美しさ」です。


キク科コスモス属の植物です。メキシコ原産で18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に伝わり、ヨーロッパに広がりました。日本ヘは大正時代初めに渡来したようですが普及したのは1960年頃からになります。
コスモスの名前がつきますが、オオハルシャギクとは同属別種に当たり、互いを交配する事は出来ません 。黄色の花を咲かせるコスモスの仲間と言う事で、キバナコスモス(黄花コスモス)の名前で呼ばれています。 学名「コスモス・スルフレウス(Cosmos sulphureus)」の「スルフレウス(sulphureus)」は「硫黄色」の意味で、黄色の花色に由来するようです。前述の通りオオハルシャギクとは交配出来ませんが、チョコレートコスモスとは交配可能で、キバナコスモスとチョコレートコスモスの交配種は「ストロベリーチョコレート」と呼ばれています。