7月23日の誕生花と花言葉は、薔薇(温かい心)、女郎花(忍耐)、ジンジャー(信頼・慕われる愛・無駄なこと)、ハイビスカス〈赤〉(新しい恋・勇敢)、ブーゲンビリア〈ピンク〉(情熱・魅力いっぱい)等々があります。今回は、擬宝珠[ギボウシ]を取り上げます。花言葉は、「沈静」です。
ユリ科ギボウシ属の植物です。東アジア原産で約40の種類に分類されます。山間の湿地帯等に自生しています。
江戸時代の日本で園芸品種として栽培されていた物をシーボルトらによってヨーロッパに紹介されてヨーロッパでも多くの品種が育成されるようになりました。欧米では、ガーデンプランツとして認知され、アメリカではギボウシ協会も設立される程の人気商品です。
ギボウシの 名はつぼみ、または包葉に包まれた若い花序の姿が橋の欄干の飾りの宝珠に似ている事に由来しています。
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7月22日の誕生花と花言葉は、撫子[ナデシコ](思慕・純粋な愛・純愛・才能)、キキョウナデシコ(思慕・純愛・才能・無邪気・純粋な愛)、ジャノメギク(切なる喜び・変わらぬ熱愛)、マツヨイグサ(ほのかな恋・移り気・静かな恋浴・温和・協調)等々があります。今回は、ミント[西洋薄荷]を取り上げます。花言葉は、「有徳の人・思い遣り」です。
シソ科ハッカ属の植物で、和名でオランダハッカと呼ばれています。ミントの中でもスペアミントは、香りが強くお菓子に使われたり、薬用として濃く煎じて湯船に入れアカギレを治療に使われたり、スペアミントのエッセンシャルオイルを含ませたハンカチ等で吸入する事で風邪の治療に使われています。
7月21日の誕生花と花言葉は、薔薇〈黄〉(美・冷めた愛情)、鋸草)[ノコギリソウ](羽衣草[ハゴロモソウ]) (戦い)、ブーゲンビリア(魅力溢れる)、ルドベキア(公平・正しい選択・正義・立派な)等々があります。今回は、合歓の木[ネムノキ]を取り上げます。花言葉は、「歓喜・創造力」です。
マメ科ネムノキ属の植物です。日本原産の落葉樹でイラン・インドから東南アジアを経て日本にかけて自生しています。ネムノキ属の中でもネムノキは耐寒性が強く、荒れ地に最初に侵入するパイオニア的樹木です。
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じ、左右の小葉がぴたりと合わさって垂れ下がり、その様子があたかも木が眠っているように見える事(就眠運動)に由来しています。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたもので、日本でも 使われています。
属名のアルビジアは18世紀イタリアの科学者アルビッツィの名前に因んでいます。
庭木として植えられるほか、農具の柄(え)や細工物にも使われ、
長野県等では、ネムの葉は 干して臼(うす)でつぶして粉香とし、盂蘭盆会(うらぼんえ)に使っていたようです。台湾のパイワン族はタイワンネムの樹皮の浸出液や葉をもんで髪を洗ったりフィリピンのバタン諸島ではヤエヤマネムの樹皮を洗濯に用いていたそうです。
7月20日の誕生花と花言葉は、花虎尾[フィソステギア](素直さ)、アメリカ梯梧[アメリカデイゴ](夢・童心)、トルコキキョウ(よい語らい・優美・希望)、ブーゲンビリア(魅力溢れる)等々があります。今回は、茄子の花[ナスの花]を取り上げます。花言葉は、「真実・よい語らい・優美・希望」です。
ナス科ナス属の植物です。原産地はインドの東部でビルマを経由して中国へ渡たり、千二百年前に日本に渡来してきました。日本では、奈須比(なすび)として伝わり、現在でもそう呼ばれる所があります。女房言葉により茄子とり。以降日本人にとってなじみのある庶民的な野菜として現在に至っております。
ナスは「為す」「成す」の意味で、実がよくなる事に由来すると いわれ、ナスに成すをかけて新年のめでたさを祝った「初夢や一富士(いちふじ)二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)」等に使われています。また、秋ナスは味がよいので嫁には食べさせるなの意味や、秋ナスは体を冷やす食べ物で、また皮も固く消化に悪いので嫁に食べさせるなの意味での「秋茄子は嫁に食わすな」のことわざはよく知られています。
ナスの花はウリ類等と違い、雄花と雌花が分かれてない事で結実率が高く、枝が茂って次々と開花結実する事からいわれた 「親の意見とナスビの花は千に一つの無駄もない」もよく使われいます。
7月19日の誕生花と花言葉は、鳥兜[トリカブト](後悔 ・騎士道・敵意・美しい輝き)、ガマ(慌て者・従順・素直・無分別・救護・慈愛)、ユリ〈黄〉(陽気・飾らぬ美)等々があります。今回は、月下美人を取り上げます花言葉は、「艶やかな美人」です。
サボテン科クジャクサボテン属の植物です。常緑多肉植物で、原産地はメキシコの熱帯雨林地帯になります。花が咲き出すまでに3年くらいかかり、その上、夜中にしか咲かないため開花状態を目撃する機会が少なく希少価値で有名な花です。葉は「茎節(けいせつ)」と呼ばれ、茎の変化したもので、くびれている部分は「刺座(しざ)」と呼びます。そこに生えている細かい産毛のようなものが本来の「葉」です。サボテンの刺は葉が退化したもので、月下美人の葉もこれを象徴しています。
学名のエピフィルム(Epiphyllum)は、ギリシャ語の「epi(上)+ phyllon(葉)」が語源で花が葉の上の方で咲くことに由来しています。
食用として、花のあと、花びらは天ぷらにして食べられるそうです。果実食用になります。名前は、真夜中に美しい花をつけることから、昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れたときに、「この花の名は?」と質問し、隣にいた、台湾総督・田(でん)氏(田英夫議員[元]の祖父)が「月下の美人です」と答えたことからこの名前が定着したといわれています。
7月18日の誕生花と花言葉は、苔薔薇[モスローズ](愛の告白・尊敬・崇拝・可憐)、モナルダ[松明花](安らぎ)、バーベナ(家族の和合・家族愛・柔和)、サンダーソニア(望郷)等々があります。今回は、マリ-ゴールドを取り上げます。花言葉は、「嫉妬・悲哀・勇者・悪を挫く」です。
キク科タゲテス属植物です。また、花の色や形がよく似ていて、葉にトマトのへたのような青臭いにおいのあるキンセンカを指すことがある。マリーゴールドのマリーは聖母マリアの事で、ゴールドは黄金色の花を意味してます。属名のタゲテス(Tagetes)は、リンネがエトルリアの神ターゲス(Tages)に捧げた事に由来しています。
メキシコ原産で、園芸上多く栽培されるのは、大型種の「アフリ カ ンマリーゴールド」、小型種の「フレンチマリーゴールド」、「メキシカンマリーゴールド」、及び近年アメリカで改良された「アメリカンマリーゴールド」等々があります。
シェークスピアの『冬物語』に出てくるマリーゴールドをはじめ、中世以前のマリーゴールドは現在と違い、キンセンカ等であったようです。現在のマリーゴールドはメキシコのアステカ人が栽培化し、16世紀にスペインに導入されたものです。アフリカンマリーゴールドは、スペインが16世紀チュニスを占領した際に北アフリカに持ち込まれたものの子孫であるようです。日本には17世紀渡来し、『草花絵前集(くさばなえぜんしゅう)』(1699)に紅黄草(こうおうそう)の名で図示されています。
7月17日の誕生花と花言葉は、薔薇〈白〉(尊敬・清らかな愛・私はあなたにふさわしい)、ギボウシ(心の落ち着き・沈静)、ヒルガオ(和やかさ・絆)等々があります。今回は、ヘリクリサム(帝王貝細工) [テイオウカイザイク]を取り上げます。花言葉は、「永遠の思い出」です。
キク科ヘリクリサム属の植物です。オーストラリアを中心にアジア、ヨーロッパに分布しています。属名のヘリクリサムはギリシャ語でヘリオス(太陽)とクリソス(黄金)の単語の組み合わせで太陽の光で黄金色になる事から、そう呼ばれるようになったそうです。ドライフラワーとしても利用され人気があります。別名、帝王貝細工(テイオウカイザクラ) 。和名で麦藁菊(ムギワラギク)とも呼ばれています。
7月16日の誕生花と花言葉は、ストック(愛の絆・永遠の美)、ライラック(紫はしどい)〈白〉(若さ)、桧扇(烏扇)[ヒオオギ](個性美)、アマリリス(おしゃべり・誇り・素敵)、ハマヒルガオ(絆・交誼・賢くやさしい愛情)等々があります。今回は、ジンジャーを取り上げます。花言葉は、「信頼・慕われる愛・無駄なこと」です。
ジンジャーは、ショウガ科ヘディキウム属の植物です。インド・マレーシアの原産で和名で縮砂(シュクシャ)と呼んでいます。花材としては、50種あるヘディキウム属の中でも鑑賞用に適した物をハナシュクシャと総称しています。
一般的に使用されるショウガ(生姜、生薑、薑)は、ショウガ科ジンギベル属の植物です。食材・生薬として利用され る。熱帯アジアが原産の生姜は、インドでは紀元前300-500年前にはすでに保存食や医薬品として使われ、中国では紀元前500年頃から薬用として利用されきました。発散作用、健胃作用、鎮吐作用があり、発散作用は主に発汗により寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われたり、健胃止嘔作用は胃腸の冷えなどによる胃腸機能低下防止などに使われいます。日本では『古事記』に記載があるように古くから用いられていた。古くはサンショウと同じく「はじかみ」と呼ばれ、区別のために「ふさはじかみ」「くれのはじかみ」とも呼ばれていました。
7月15日の誕生花と花言葉は、夏椿[娑羅の木](愛らしさ)があります。今回は、薔薇[バラ]を取り上げます。花言葉は、「愛らしい・満足」です。
バラ科バラ属の植物です。「ばら」の名は和語で、「いばら」の転訛したもので、「うまら」「うばら」と呼ばれていたそうです。『万葉集』にも「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」という歌があり、『常陸国風土記』の茨城郡条には、「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をかけさせた」とあります。常陸国にはこの故事にちなむ茨城(うばらき)という地名があり、茨城県の県名の由来ともなっています。
通常、漢語「薔 薇」の字をあてますが、この語はまた音読みで「そうび」「しょうび」とも読みます。欧米ではラテン語: rosa に由来する名で呼ぶ言語が多く、また同じ語が別義として「ピンク色」の意味をもつことが多いようです。
人類の歴史にバラが登場するのは古代バビロニアの『ギルガメシュ叙事詩』の中でバラの棘について触れた箇所があります。古代ギリシア・ローマでは、バラは愛の女神アプロディテもしくはヴィーナスと関係づけられていました。また香りを愛好され、香油も作られていたようです。プトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラはバラを愛好し、ユリウス・カエサルを歓待した時もふんだんにバラの花や香油を使用したと伝えられています。
ローマでもバラの香油は愛好され、北アフリカや中近東の属州で盛んにバラの栽培が行われたようです。クレオパトラと同様にバラを愛した人物に、暴君とし て知られるローマ帝国第5代皇帝ネロがいます。ネオは、お気に入りの貴族たちを招いて開いた宴会で、庭園の池にバラが浮かべ、バラ水が噴き出す噴水があったり、部屋はもちろんバラで飾られ、皇帝が合図をすると天井からバラが降り注ぎ、料理にももちろんバラの花が使われていたと伝えられています。ちなみにネオは、37年12月15日の本日が誕生日です。
中世ヨーロッパではバラの美しさや芳香が「人々を惑わすもの」として教会によってタブーとされ、修道院で、限定的に薬草として栽培されるに至ったようです。
イスラム世界では白バラはムハンマドを表し、赤バラが唯一神アッラーを表すとされ、香油などが生産され愛好されました。『アラビアンナイト』やウマル・ハイヤームの『ルバイヤ ート』にもバラについての記述があります。
十字軍以降、中近東のバラがヨーロッパに紹介されるよになり、ルネサンスのころには、再び人々の愛好の対象になり、イタリアのボッティチェッリの傑作「ヴィーナスの誕生」のおいてもバラが描かれ、美の象徴とされている他、ダンテの『神曲』天国篇にも天上に聖人や天使の集う純白の「天上の薔薇」として登場します。またカトリック教会は聖母マリアの雅称として「奇しきばらの花」(Rosa Mystica)と呼ぶようになります。
日本はバラの自生地として世界的に知られており、品種改良に使用された原種のうち3種類は日本原産であります。江戸時代初期に、仙台藩の慶長遣欧使節副使・支倉常長が西洋からバラを持ち帰った。そのバラは、伊達光宗の菩提寺の円通院にある光宗の霊廟「三慧殿」の厨子に描かれたため、同寺は「薔薇寺」の通称で呼ばれるようになったそうです。江戸時代には身分を問わず園芸が流行ったが、バラも「コウシンバラ」「モッコウバラ」などが栽培されており、江戸時代日本を訪れたドイツ人ケンペルも「日本でバラが栽培されている」ことを記録している。また与謝蕪村が「愁いつつ岡にのぼれば花いばら」の句を残っています。また、ノイバラの果実は利尿作用があるな ど薬用に利用された。このように日本人にゆかりのある植物であるバラがいまのように「花の女王」として愛好されるようになるのは明治以降で、明治政府は「ラ・フランス」を農業試験用の植物として取り寄せ青山官制農園(いまの東京大学農学部)で栽培させた。馥郁とした香りを嗅ごうと見物客が
しばしば訪れたので株には金網の柵がかけられたようです。その当時はまだ、バラは西洋の「高嶺の花」でありました。その後、バラが接ぎ木で増やせることから、優秀な接ぎ木職人のいる、東京郊外の川口市の安行や京阪神地域の郊外宝塚市の山本で栽培が行われるようになりました。 バラは皇族、華族、高級官僚等の協力者を得て、日本でも徐々に愛好され始め生産量も増え始めました。このように戦後の高度成長の波に乗り、バラは嗜好品として庶民にも普及していき、日本でも品種改良が行われるようになりました。京阪電鉄がバラ園を沿線に造営し、各地にひろがっていきました。同社は戦前から枚方市で菊人形の展示等をおこない、キクが秋の風物であるなら、春の風物として独自のバラ園でのバラの展示をし集客を計画しました。同社は「東洋一のバラ園」の造園をぶち上げ、当時、日本人ではただ一人の英国園芸協会会員で、バラの導入や品種改良で実績のあった岡本勘治郎さんをバラ園造営の監督に迎え、「ひらかたばら園」を開園するに至りました。その後社名が京阪薔薇園になり ました。また、鉄道会社が沿線開発の一環として、バラ園の造営を行うようになり、各地にバラ園が開園されました。
7月14日の誕生花と花言葉は、フロックス(温和)、ハイビスカス(上品な美しさ)、山百合(荘厳)、カワラナデシコ(可憐・貞節)、バラ(尊敬・愛情・美 ・照り映える容色)、キキョウナデシコ(温和・協調・火焔・同意・不活発)等々があります。今回は、ノウゼンカズラを取り上げます。花言葉は、「栄光・華のある人生」です。
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の植物です。夏から秋にかけて、一際目を引く濃いオレンジ色あるいは赤色の大きな美しい花を咲かせ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着するツル性植物です。学名のCampsisは、ギリシャ語で「曲がっている」(Kampsis)に由来しています。これは、雄しべが湾曲している事にちなんでいます。
日本で栽培されるノウゼンカズラは中国原産で平安時代に渡来したようです。古くは、「ノウショウ」と呼ばれていたようですが、918年に出来た日本最古の本草辞典『本草和名』(ほんぞうわ みょう)に、「乃宇世宇加都良」と表記されていた事によってノウゼンカズラと呼ぶようになったそうです。
現在の凌霄花の漢字は、霄は「空」「雲」の意味があり、空に向かって咲く 花の姿から付けられたようです。花や樹皮は漢方薬として利尿や通経に使われています。
また、アメリカ南東部原産のアメリカノウゼンカズラの花は中国系ノウゼンカズラとはより、花が小ぶりで細長い事から送粉の仕方が特徴的で、世界でもっとも小さい鳥といわれるハチドリが空中をホバリングしながら嘴(クチバシ)を花の中に突っ込み蜜を吸います。花の形がラッパに似ている事から英語では「トランペット・フラワー」と呼ばれています。
寿命の長い植物で、石川県金沢市の玉泉園には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に持ち帰ったといわれる、樹齢400年になるノウゼンカズラの古木があります。
正岡子規の俳句に「家毎に凌霄咲ける温泉(いでゆ)かな」があります。










