6月20日の誕生花と花言葉は、虎の尾(達成)、ヴェロニカ(鍬形草[クワガタソウ])(忠誠心・頑固・人のよさ・忠実)、ペラルゴニウム(尊敬)、クリ(公平・豪華・満足・真心)等々があります。今回は、茅萱[チガヤ]を取り上げます。花言葉は、「子供の守護神」です。

イネ科チガヤ属の植物です。アジアの熱帯地方に広く分布し、日本においても河原や畑の周辺等、人間の身近に生育する草である。地下にしっかりした匍匐茎を伸ばすので、やっかいな雑草でもあります。サトウキビと近縁である事から、植物体に糖分を蓄える性質があり、若い花穂は地面近くで葉鞘に包まれています、これを取り出して噛むと甘く、子供がおやつ代わりに噛んで食べていました。地下茎の新芽も食用となり、万葉集にも穂を噛む記述が出てきます。古名はチ(茅)で、花穂はチバナ又は、ツバナとも呼ばれ、古事記や万葉集にもその名前で出てきます。
また、薬用として、花穂を乾燥させたものは強壮剤、根茎は茅根(ぼうこん)と呼ばれて利尿剤にも使われてきました。他に、ちまき(粽 )は現在ではササの葉などに包むのが普通であるが、本来はチガヤに巻いた「茅巻き」が名の由来であるとの説もあります。

#茅 #茅萱 #誕生花 #花言葉