3月31日の誕生花と花言葉は、ニゲラ・黒種草[くろたねそう](夢路の愛情・とまどい・困惑)、ムルチコーレ(クリサンセマム)(誠実)、イチゴ(先見・尊重と愛情・誘惑・甘い香り)、ハマカンザシ(心づかい・同情・可憐)等々があります。今回は、ボリジ(瑠璃萵[るりぢさ])を取り上げます。花言葉は、「心を刺激する」です。

ムラサキ科ボラゴ属の植物です。南ヨーロッパ原産の星形の美しいブルー色の花を咲かせるハーブの一種です。和名はルリヂサ、ルリヂシャと呼びます。英名はボリジ(Borage)で、茎や葉は硬い毛でおおわれている事から、イタリア語、フランス語で「綿毛」を意味するボラー「Burra」に由来しています。若葉はキュウリのような香りがあり、天ぷらサラダなどに利用したり、花を砂糖漬けにし、ケーキの飾りとして使用されています。ボリジの美しい花の青色は、昔の画家が聖母マリアの青い衣装を書くときに、この花の色を色見本として用いていたといわれています。 
ボリジにはカルシウム、カリウム、ミネラルが豊富で、副腎を強化する働きがあり、種子から抽出した油(ボリジオイル、ボラージオイ ル)はキャリアオイルやサプリメントとして利用されています。ワインに浮かべると、花は青からピンクに変わる事で有名です。