6月3日の誕生花と花言葉は、アジサイ(高慢・無情・愛情・浮気)、スイカズラ(愛の絆・献身的な愛・友愛)、霞草[かすみそう](清らかな心)等々があります。今回は、亜麻[あま]を取り上げます。花言葉は、「感謝・親切が身に滲みる」です。

アマ科アマ属で、ヨーロッパ原産の植物です。名前の由来は、中国の古書には、亜(あ)とは「次ぐ」、麻(ま)とは「大麻(たいま)」の意味で、麻(あさ)の次に繊維や油をとるという意味から、亜麻(あま)という名前が付けられたようです。日本では、元禄時代(1690)で、薬用油(亜麻仁油)が作られました。別名として、アマの種子は濡れると、ぬめりがでて、種子の形がゴマに似ていることから、ヌメリゴマと呼ばれるようになりました。その他、フラックス、リナムとも呼ばれています。油と繊維がとれるため、広く世界で栽培されています。「亜麻色の髪」の例えは金髪の例えとして使われますが亜麻からとれる繊維の色をいいます。