4月8日の誕生花と花言葉は、金雀枝[エニシダ](博愛・清潔・謙遜・清楚)、チューリップ〈白〉(失われた愛)、イカリソウ(人生の出発・君を離さない)、レンギョウ(希望・希望の実現・豊かな希望)、林檎[リンゴ](選択・選ばれた恋)等々があります。今回は、蓮華草[レンゲソウ]を取り上げます。

マメ科ゲンゲ属の植物です。東アジアから中国が原産で日本へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。「げんげ(紫雲英)」というのが標準和名ですが、ふつうには「れんげ(蓮華)」、「れんげそう(蓮華草)」と呼ばれています。以前は、どこの田んぼでもレンゲソウの根に稲にとって良いバクテリアが付いていて、これが稲にとって良い緑肥(りょ くひ)になるため、稲を植える前の水田に植えておき、花のあとですきこんで土と攪拌していましたが最近では、ほとんど見られなくなったようです。また、牛の飼料といても利用されています。
「蓮」の花は「蓮華草(れんげそう)」に似ているそこから、「れんげ」と名づけられたようです。本日、4月8日は、お釈迦様がお生まれられた日で「花祭り」が開催されていますが「蓮華草」が関連しているかもですね。花のミツは、良い「蜜源」になり、蜂蜜の源となる蜜源植物として利用されています。花は天ぷらにする等の他ゆでた若芽も食用(おひたし、汁の実、油いため他)として利用されています。 また、利尿や解熱等の民間薬として利用されたそうです。