7月2日の誕生花と花言葉は、クレマチス[鉄線](策略,精神的な美しさ,安全)、グラジオラス[オランダ菖蒲](用心)、キキョウナデシコ(温和・協調・同意・不活発)等々があります。今回は、金魚草[キンギョソウ]を取り上げます。花言葉は、「欲望・清純な心」です。

ゴマノハグサ科アンテリナム属の植物で、別名スナップと呼ばれています。地中海が原産で南ヨーロッパから北アフリカにかけて40種ほどが分布しています。日本へは、江戸時代の終わりの万延元 (1860)年。アメリカに派遣した使節が、タネを持ち帰ったのがはじまりといわれています。金魚草という名前は、花が金魚に見える事に由来しています。また、花の形が龍の頭に見える事からスナップドラゴンとも呼ばれています。中国名も金魚草です。学名のアンティリヌムはギリシア語で「鼻のような」の意でこれも花の形に因んでいます。

7月1日の誕生花と花言葉は、松葉菊[マツバキク](心広い愛情・怠惰)、罌栗[ケシ]〈赤〉(慰め)、姫百合[ヒメユリ](誇り)、薊[アザミ](権威・触れないで・満足・安心)等々があります。今回は、クレマチスを取り上げます。花言葉は、「美しい・たくらみ・高潔」です。

キンポウゲ科クレマチス属の植物です。クレマチスの名前は、ギリシャ語の「klema(巻きあげ)」つる性の巻き上げの形状に由来しています。園芸として、つる植物として人気があり、「蔓性植物の女王」と呼ばれています。和名では、鉄線(テッセン)とも、別名で風車(カザグルマ)とも呼ばれていますが、テッセンは、中国原産で、日本へは15世紀後半までに渡来してきました。カザグルマは日本原産で 、シーボルトが19世紀の初めにヨーロッパにテッセンを伝えたそうです。

6月30日の誕生花と花言葉は、忍冬[吸葛](愛の絆・献身的な愛・友愛)、蒲[ガマ]スイカズラ(愛の絆・献身的な愛・友愛)、スカビオサ(恵まれぬ恋・朝の花嫁・風情・魅力)、ビヨウヤナギ(有用・薬用)等々があります。今回、ブーゲンビレアを取り上げます。「情熱」です。

オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性の低木植物です。原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林になります。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィル(Bougainville)に由来しています。和名で花筏蔓(はないかだかずら)と呼ばれています。沖縄等の暖かい所では垣根とか庭木として使われてい ます。

6月29日の誕生花と花言葉は、アジサイ(移り気・高慢・無情・辛抱強い愛情)、ゼラニウム〈赤〉(君ありて幸福)、薊(復讐)、紅花[べにばな](末摘花)(包容力)等々があります。 今回は、ジャーマンアイリスを取り上げます。花言葉は、「豊満」です。

アヤメ科アヤメ属の植物の一種。別名のジャーマンアイリスで呼ばれることが多い。ドイツのアイリスの事で「アイリス」はギリシャ語で「虹」を表します。別名のベアデッドアイリスは、ヒゲのあるアイリスの意味で、ヒゲアイリスの種類に含まれ、花弁のつけ根にブラシのように毛が密生しています。複色系の物やフリルやフリンジが入った品種も育種されています。

6月28日の誕生花と花言葉は、ペラゴニウム(夏咲天竺葵)(切ない望み)、スカビオサ[西洋松虫草](悲哀の心,未亡人)、マツヨイグサ(ほのかな恋・移り気・静かな恋)、ザクロ(円熟した優美・子孫の守護)、エスカロニア(気むずかしい人・慕う心)等々があります。 ゼラニュームを取り上げます花言葉は、「幸福・真の友情・友情・君ありて幸福」です。

フウロソウ科ペラルゴニウム属の植物です。園芸上ゼラニュームと呼ぶのは、南アフリカ原産のペラルゴニウム属の事をいい、植物学上の分類とは、区別されています。十八世紀初めにイギリスに紹介されてから、欧米で育種が進み多種多様な品種ができました。日本には、江戸時代にオランダから入ってきましたが、天竺葵と名付 けられました。

6月27日の誕生花と花言葉は、時計草(聖なる愛・宗教的情熱)、アガパンサス(恋の季節・恋の便り・恋の訪れ)、バーベナ(家族の和合・家族愛・柔和)等々があります。アカンサス(葉薊[ハアザミ])を取り上げます。花言葉は、「技巧」です。

キツネノマゴ科ハアザミ属(アカンサス属) の植物です。地中海沿岸(北西アフリカ、ポルトガルからクロアチア)の原産で30種類が分布しています。アザミに似た葉は造形的で美しく、古代ギリシアやローマの建築物や内装等の装飾のモチーフして使用され、特に、コリント式やコンポジット式建築の装飾にアカンサスを図案化した柱頭を特色として使用されいます。日本には大正時代に渡来したようです。

6月26日の誕生花と花言葉は、ライラック〈白〉(青春の歓び・美しい契り)、鷺草 (繊細)等々です。今回は、華鬘草[ケマンソウ]を取り上げます。花言葉は、「失恋」です。 

ケシ科コマクサ属の植物です。中国原産で、日本では古くから庭園や鉢植えとして観賞されている。ケマンソウという名前は、花の姿が仏堂内を装飾する仏具の華鬘(ケマン)に似ている事に由来しています。花が茎の先に下垂して開く姿からタイツリソウ、葉がボタンに似て、花がフジに似ているところからフジボタンの別名もあります。

#華鬘草 #ケマンソウ #誕生花 #花言葉

6月25日の誕生花と花言葉は、黄菖蒲[キショウブ](信じる者の幸福)、ユリ(威厳・純潔・無垢)、ライラック(愛の芽生え・思い出・初恋)、ジギタリス(胸の思い・健康的・熱愛)、ヒルガオ(情事・優しい愛情)等々があります。今回は、紫露草[ムラサキツユクサ]を取り上げます。花言葉は、「恋ではないけど好き」です。

ツユクサ科ムラサキツユクサ属の植物です。花の形や色がツユクサに似ていますが、ツユクサ属とは違います。北アメリカ原産の花で、北米~南米にかけて約30種が分布しています。明治初期、渡来し、鑑賞用として庭園に栽植され帰化植物として野生化しています。次々と花が咲くので一日花とは分かりにくい植物です。

6月24日の誕生花と花言葉は、弟切草(恨み)、黄菖蒲(便り)、グラジオラス(堅固・情熱的な恋)、グミ(用心深い)等々があります。今回は、バーベナを取り上げます。花言葉は、「家族の和合・家族愛 魅惑する」です。

クマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の植物です。約250種の一年草および多年草を含む。大部分はアメリカ大陸原産で、一部、ユーラシア大陸等に自生しています。芝のように地面を這うものから1mを超す高さのものまである。色は白、ピンク、紫、青等、園芸用に栽培される品種が多数あります。ヴァーベナと表記されたり、花容がサクラの花に似る事から、ビジョザクラ(美女桜)の名でも呼ばれたり、ハーブとしてはフランス語風にヴェルヴェーヌとも呼ばれています。

6月23日の誕生花と花言葉は、立葵[タチアオイ](単純な愛・熱烈な恋・高貴)、ビロード葵[薄紅立葵](慈悲,恩恵,暖かさ)、ラバーテラ[花葵](承諾,引き受けます)、ユスラウメ(貴び)、ムラサキツユクサ(貴び)等々があります。今回は、都忘れを取り上げます。花言葉は、「憂いを忘れる」です。

キク科ミヤマヨメナ属の植物です。和名で、深山嫁菜[ミヤマヨメナ]、別名、野春菊[ノシュンギク]東菊[アズマギク]と呼ばれ、「都忘れ」は園芸品種の名前です。
都忘れ[ミヤコワスレ]の名前は、順徳院が承久の乱で鎌倉幕府の討幕に失敗し、佐渡島に流され、約20年をその地で過ごしました。ある秋の日、庭に咲いていた野菊を見て、これまでは都の雅やかな暮らしを 恋しがっていたが、この花はそれを忘れさせてくれるという事に由来し、都忘れの名前で呼ばれるようになったそうです。日本独特の園芸種のため、古くから茶花に利用されてきました。最近は、利用範囲が広くなり、一般の切り花、庭植え、鉢花としても流通しています。