■切花になってもよく伸びるチューリップ!植物の性質を知り上手く飾るコツ | 暮らしを楽しむ花飾り

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いけばな(ゼンマイとチューリップ)



おはようございます。

Flowers & Display Design
『ATELIER UZU』

フラワースタイリストのsaoriです。




先日いけたゼンマイとスカビオサ。


まだまだ元気に玄関先を

楽しませてくれているのですが、



今回いけた花も、いけばなとして、

全体のバランスが良いのか??と問われたら、


ちょっと無責任な話しのようですが、

違うよな~って、私自身も思っていたりします ^^




という無責任発言のまま数日経っているので、

改めてお話ししたいと思います。



もう、タイトルを含め、

お気づきの方も多いかもしれませんが、


「チューリップ」は、切花になっても

とにかく「よく伸びる」のです ^^



ブーケを持ち帰えり、いけた当日は、

あまり変化に気付かないこともありますが、


翌朝目にすると、驚くほど首を動かし、

キレイに整えたアレンジメントが、

全く違うカタチになっている事もしばしば・・・。



いけばな(ゼンマイとスカビオサ)s



このチューリップは、

東と南におおきな窓があるリビングに、

花束の状態で花瓶に飾り数日経ったもので、


いけばなに仕立てた後は、

北側から少し光が入る程度の

涼しい玄関先に移動させ、


光の入る向きも逆になり、光度も下がり、


いけた時点では、チューリップがどう動くかは、

全く分からない状態で・・・。


随分、切り戻した状況も加味すると、


左に倒れた2本のチューリップが、

少し上向きに真っ直ぐ伸びるであろう事と、


右に倒れた1本も、

少し上向きに真っ直ぐなるだろう・・・


という事を想定し、


(今日のところは・・・)
全体のバランスが良いとは言えないけど、


(明日になれはたぶん・・・)
上手くいくのではないかな・・・という予測が、


いけたばかりの先日は、

無責任発言に繋がっている状態でした。




どうですか??


一番右のゼンマイは、飾る際に、

角度を深くちょっと移動させましたが、


他は、全く手を触れず・・・の状態です。


いけた直後のチューリップ
いけばな(ゼンマイとチューリップ)ビフォー


いけた翌日のチューリップ
いけばな(ゼンマイとチューリップ)s



一番右に挿し、左側に大きくもたげた

チューリップが、


ここまで動くことは想定外だったので、


この状況では、レースフラワーの位置を

修正してあげる必要がありそうですが、



それにしてもずいぶん、動いていますよね ^^



切花になったら、枯れて終わりではなく、

成長し、変化し、枯れる寸前まで、

生きている事を教えてくれる花々・・・。



一度いけたら、終わりではなく、

水替えの度に変化を調整してみたり、


まだ蕾の花が咲き誇った事を思い浮かべ、

「予想していける」というのも、


花をいける楽しみのひとつだと思うのです ^^





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