お歳暮商戦 | 花屋さんになりたい!〜異業種からのフラワービジネス研究(勝手な分析と考察)

花屋さんになりたい!〜異業種からのフラワービジネス研究(勝手な分析と考察)

近い将来、花屋さんを開業したいと考えてます。
自分なりに花屋さんの業界動向を把握し、業界とマーケットを分析し、しっかり利益が確保でき、事業を継続できる仕組みを検討することを目的に、日々、考えていることを書き綴りたいと思います。

ハロウィーンの後の商戦と言えば、お歳暮商戦でしょうか。




店舗によって、お歳暮商戦への取り組みには、差があるものと思いますが、大きな商戦期であることに違いは無く、また、フラワーギフトの場合、贈答需要が多い事から、お歳暮商戦への取組は非常に重要なものと思います。




10月11日に都内の老舗百貨店が出陣式を開催し、百貨店をはじめとした流通業界のお歳暮商戦が開始されています。


以前、百貨店業界の売上動向とお花業界との売上動向は類似している、という業界の重鎮のお話を紹介した事がありますが、百貨店の取組内容にもチェックしたほうが良いのかもしれません。




最近では、会社から会社、部下から上司、などの会社関係の贈答品はめっきり減っているそうです。


これは僕も身近な例で実感しており、お歳暮商戦自体は減少傾向ではないか、と言う印象を持っていました。




でも、実は、調査会社の推計によれば、贈答品市場それ自体は伸びているそうです。


驚きです!

なんと、その主役は個人だそうです。




個人需要という面で言うと、お中元、お歳暮は堅調だそうです。


個人需要の贈答品市場が伸びていると言うのは、お花屋さんにとっても朗報なのではないでしょうか。




個人の贈答品市場で伸びが著しいのは、ちょっとした感謝や挨拶の贈り物だそうです。


これは、カジュアルギフトとかプチギフトと呼ばれるそうです。


この背景には、東日本大震災で身近な人とのつながりの大切さを再認識したという分析があるようです。




日頃から、このようなプチギフトの取り込みを狙い、お店の個性をお客様に認識いただき、お歳暮商戦の取り込みに繋げる、というストーリも考えられるのではないでしょうか。




一方で、先に紹介した百貨店も脅威に感じている競合があるそうです。


それはコンビにです。


若い人は、日頃使い慣れたコンビに、お歳暮を頼む機会も増えているそうです。




お花屋さんも、日頃からお客様への提案を継続する事が、プチギフト需要を取り込み、お歳暮などの大きな商戦に繋げる、というストーリが作れるようになれば、百貨店やコンビなどの競合に負けないようになると思います。
頑張って欲しいと思います。



● 参考 日本経済新聞 2012年10月11日


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